皆さん、カラオケはお好きですか?
良く利用されますか?


私はこのところ、あまり行かなくなりましたが、
単純に歌う事が好きなので、気を使わなくても良い仲間と
カラオケに行くのは大好きです。

付き合いで、仕事上行く事もありますが、
それほど多くはありません。


ただ、カラオケに行くと喉がやたら疲れたりします。

やはり、音響の具合がそれほど良くないので、自分の声と
バックのオケとのバランスがとても悪くて、
ついつい無理をしてしまうようになるからでしょう。


ライブやスタジオで歌う際にも、このバランスと言うものには
もの凄く気を使うものなので、
カラオケボックスのあのセンスのない音響には、ちょっと
耐えられないものがあります。

ですので、この頃は歌っても1~2曲に押さえております。

で、後は聴き手に回るのですが、
正直「上手いなあ~」と思う人に、それほど多くは
遭遇した事はありません。



そんな皆さんに共通している事があります。


『歌を歌い過ぎている』ところです。
『歌を欲張っている』と言っても良いかな?

それは、たくさんの人の前で歌うのだから、ウケを狙ったり
自分の歌を上手に見せよう、と言う気持ちは良く分かる
のですが....

具体的に言うと、『喉を使い過ぎ』『大声を出し過ぎ』
『自分に酔い過ぎ』
の3点です。


昔から『歌は語れ、セリフは歌え』と言う良い言葉もあるように
歌は歌詞を聴き手に、どのように伝えるか!
ですので、語るのが一番、と言う事なのです。

この”語る”と言うのは、ボソボソと言葉をしゃべるように
歌う事ではありません。

具体的なテクニックはここでは書きませんが、『喉使い過ぎ』と
『大声』では、全く伝わりにくい事は確かです。

最後の『自分に酔い過ぎ』は、微笑ましくて良いのですが、
もう一段階レベルアップしたい時には、
これは邪魔な歌い方です。


主観だけで、歌を完成させようとしているからです。
最も、伝わらない歌い方だと思います。

これには、客観な自分の力を借りましょう。

今、歌っている自分を、聴く側にシフトして客観的に
見てみましょう。

そうすれば、今まで見えなかった事が色々見えて来るはずですよ。


長々書きましたが、本質的にはカラオケは、みんなでワイワイ
楽しければ良いもんですね。

無駄な事を書いてしまったのかな?