ANGEL_MILK_STORY【第三部】【Vol-5】<改正版> | けんぢる♪-KENNDIRU-の★Libraの堕天使★

ANGEL_MILK_STORY【第三部】【Vol-5】<改正版>

 

 

 

 

 

 

(※無断掲載・複製・引用禁止※)

 

 

―――――――――――――――――――――――――



 

―――……チァイの隠れ場の地下にある…戦闘訓練場にて……―――

 

《バキャッ!!!》

《ガシィッッ!!!》

《ドガッ………》

 

 ファイは、チァイから、スパーリングでの戦闘訓練を休む事なく受け続けていた……。。。。。

「立ちなさいっっ!!!」

 ファイは、あまりにもハードな、チァイとのスパーリングでの戦闘訓練により、

極度の疲労感で大量の汗をかき、体中傷塗れになって立ち上がれず《ゼイ…ゼイ………》と、息を荒立たせながら、床に寝そべり横たわっていた……。。。。。

「ファイ!いや…メアリー!!

貴女、弟アレックスを取り戻すんでしょ!?

母国の仇を討つんでしょ!??

こんなトコロでヘバッててもいいの!?ニックに笑われるわよ!!???」

 チァイは、動けず横たわっているファイに、容赦なくハッパをかけ続けた……。。。。。

 だが、ファイは、それでも激しく息をきらしながら。動けなかった………‥‥。。。。。。。

 

「そう…。貴女は、そうやって『ANGEL MILK』にも、他のなんにでも、負けちゃってしまっていくのね……。。。」

 その、チァイの言葉を聞いた瞬間、横たわっていたファイは、《パチッ!!!》と、両の瞳を大きく開け《ハァ…ハァ………》と、激しく息をきらしながらも、ゆっくりと立ち上がっていった……。。。。。

 

「ハァ…ハァ…。わ・私は負けない……。『ANGEL MILK』にも……。ソレを生み出した奴等にも……。。。。。」

 

 ファイの激しく息をきらしながらも、正に気を吐く様な、かすれた声の言葉を聞いて、チァイは少し微笑み、ファイに言った……。。。。。

 

「その精神力が、貴女をきっと希望へと導くと、私は信じているわ。少し休みなさい…。

次はスパーリングではなく、基礎中の基礎から、私が貴女の戦闘訓練をその身体に叩き込んであげるわ♪」

 

 ファイは、チァイから、スパーリングによって受けた傷の手当てと、身体中の壺を揉み解されていった……。

「はい!今度は、私が貴女の壺を押すリズムで呼吸していって……。」

 ファイはチァイの言うとおり、チァイが両手でファイの身体の壺を押すリズムで呼吸していった……。。。。。

 すると、気のせいか?幾らか呼吸も落ち着き、身体中がどんどん瞬く間に軽くなっていった……。

 

 ファイはチァイに尋ねた。

「チァイ。一つ、貴女に私の意見を言っていい!?」

「どうぞ♪」

「貴女は、本当に私にとって最高のコーチよ♪」

 チァイは、ファイの言葉に微笑みで優しく返した……。。。。。

 

―――――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――――――


 

―――……オメガの潜伏地にある…戦闘訓練場にて……―――

 

《ドグワッシャアアアアアァァンッッッ!!!!!》

 

「ししししし…信じられない…。ここ…これで、5台目だぞ?

対戦闘機や対戦車用戦闘ロボットを、ななな…生身の人間が、こうもたやすく、ははははは…破壊するなんて……。。。。。」

 

 オメガ達の戦闘用担当マシン開発スタッフ達は、パイの恐るべき強さに激しく動揺していた。

 戦闘用ロボットは、パイの手によって、粉々に粉砕されガラクタの山と化していた。

「フフ♪いい感じね♪♪今回の新しい『ANGEL MILK』の効果は♪ウフッ♪♪♪」

 

 パイが怪しく自分のチカラに微笑していると、

隣部屋の戦闘訓練場のシャッターが開き、ベータが、歩きながら、パイの近くに寄り話しかけてきた。

『フフッ…。どうだ!?パイ。新しい『ANGEL MILK』の味は!??』

「いい感じよ♪戦闘用ロボット『R―GLT―M―850F』を、5台程、軽く始末してやったわ♪♪」

『フフ…。私は、10台破壊してきた……。』

「ヒュウゥゥ~~♪♪♪」

 

―――……その頃、デルタは、チァイの隠れ場の中にある、チァイに提供してもらった戦闘武器開発所にて、ファイの新しい武器の製造をしていた……―――

 

「ファイに関しては、武器はやはり鞭をベースに作らなければいけない……。」

 

 デルタは、シグマが死ぬ以前から開発中だったファイの新たな武器の、

様々な種類の製造予定用データーを収めたディスクをコンピューターの中に取り込み、

一睡もせずにファイの新しい武器の開発に取り組んでいた……。

 

「そうだな…。やっぱりコレでいくしかないな……。」

 

 数え切れない程の種類がある、新型武器のデーターの中から、デルタは、ある新型武器のデーターを選んだ。

 

 その新型武器の名称は、『ブラッディー・フラワー』と、コンピューターのディスプレイ上に表示されていた……。。。。。

 

――――――――――――――――――――――――

 

―――――――――――――――――――――――――

 

 

◆〓◇〓◆〓◇〓◆〓◇〓◆〓◇〓◆〓◇〓◆〓◇〓◆〓◇
◆〓◇〓◆〓◇〓◆〓◇〓◆〓◇〓◆〓◇〓◆〓◇〓◆〓◇

 

 

ANGEL_MILK_STORY【第一部】から【第三部】【Vol-4】<改正版>

までは、こちらから☆

          ↓↓↓↓↓

 

http://ameblo.jp/kenndirurios/entry-12250520403.html

 

 

『ANGEL_MILK_STORY(エンジェルミルクストーリー)』
【第一部】~【第九部】Vol-2までは、こちらから☆


          ↓↓↓↓↓

 

http://ameblo.jp/kenndirurios/entry-12242794496.html

 

☆『ANGEL MILK STORY』コンテンツ集Vol-1

          ↓↓↓↓↓

http://ameblo.jp/kenndirurios/entry-12043427928.html

☆『ANGEL MILK STORY』コンテンツ集Vol-2
 
          ↓↓↓↓↓

http://ameblo.jp/kenndirurios/entry-12169462286.html

 

☆ANGEL_MILK_STORYイラスト集【Vol-3】☆

 

          ↓↓↓↓↓

 

http://ameblo.jp/kenndirurios/entry-12217389925.html

 

 

☆ANGEL_MILK_STORYイラスト集【Vol-4】☆

 

          ↓↓↓↓↓

 

http://ameblo.jp/kenndirurios/entry-12241351935.html

 

☆【ファイ【φ】VSトレーニング用戦闘マシン】5Pバトル漫画☆

 

          ↓↓↓↓↓

 

http://ameblo.jp/kenndirurios/entry-12195771663.html

 

 

====================

 

====================              


                        

Pray for JAPAN!  Hope JAPAN!

みんなが笑顔になりますように・・・