アーバン虎ノ門ビルという建物の1F部分には飲食店が何店か並んでおり、
今日はここのどこかでランチにしようと店頭メニューを色々と物色していたところ
天然居さんというお店の前に立っていた笑顔のおねーさんと目が合ってしまい
スルーするのも何となく気がひけてしまったので今日はこちらのお店で食事をとる事にした。
店内はそこそこ広く結構綺麗。
店員さんは皆さん中国の方で、店内で流れているVTR(BGM?)も中国語。
でも店員さんの日本語はヒジョーに流暢。凄いよね、日本語って難しいのに。
ランチメニュー。
豊富な品数に加え価格はリーズナブル!
やっぱランチは1,000円未満に抑えて然るべきだよね。
赤坂のほうは無駄に高い店が多すぎるんだよ。
さて何にしよっかなっと。
麺からご飯ものから沢山あって目移りしちゃうな。
味は四川料理って事で、イタリアンと並ぶ俺の専門分野!
今日は久々に細かく語るか?(多分途中でメンドくさくて投げやりになると思うけど)
定食にはご飯、スープ、サラダ、デーザト、トリングが付くらしいが
一番下に炒飯付きのセットがあったので今日はそれにしてみた。
あと辛さをどうするか訊かれたが、結構辛いカモ・・・との事だったので今回は普通で。
四川料理のお店だし、初回から冒険するのは少々リスキーだ。
まず最初に運ばれてきたのはミニサラダとココナッツジュース。
サラダはニンニクと辣油を使ったドレッシングで餃子のタレみたいな風味。
ココナッツジュースは日本ではちょっと珍しいね。
中国人は椰熊牌の天然椰子汁ってのが大好きであちらではポピュラーな飲み物だけど、
これは手を加えているのか椰熊牌よりも飲みやすくて結構美味しかったな。
椰熊牌(イェシォンパイ)のは同僚のコックによくもらって缶のまま常温で飲んでたけど、
やっぱそのまま飲むより氷を入れてしっかり冷やしたほうがいいもんだね。
んでこちらが本日の日替りより、麻辣紅焼豚肉麺+炒飯750円!
麺と炒飯と杏仁豆腐にサラダとココナッツジュースが付いて750円。
しかも大盛りはサービスで、白飯のセットとなるとライスのお替りも自由だってさ。
なんだなんだ、虎ノ門価格も高島平価格 に負けてないってか?やるなコンニャロー・・・
とりあえず最初は麺から。
紅焼(紅燒、ホンシャオ)ってのは醤油煮の事で、
麻辣紅焼豚肉麺(マーラーホンシャオトゥンローミェン)で
「豚肉の醤油煮を乗っけた唐辛子と花椒の麺料理」って意味になる。
具は料理名の通り醤油で煮た豚バラ肉がコロコロと。
ほのかに香る八角がイイね。
あとはキャベツと少々のもやし、やや厚めにスライスされた生姜。
スープも麻辣の名の通り花椒がガッツリ効いており、鮮烈な痺れがウヒャーって感じで襲ってくる。
辛さはさほどでもないが、花椒に慣れていないという人にはちょっと厳しいレベルかも・・・
これでこのお店では普通のレベルらしいので、花椒が大好きなんだ!って人は辛め、
苦手な人は微弱でお願いしたほうがいいかもしれない。
麺はハーラー麺という自家製麺を使用しているらしい。蕎麺(チャオミェン)みたいなものかな?
テコの原理を利用した専用の道具を使い冷麺や心太のように小さい穴から押し出す製法の麺で、
中国南西部では苦蕎麦(韃靼そば)の製麺に用いられ、
日本でも立ち食い蕎麦の麺などにこの製法が使われたりしている。
麺は太めで食感はちゃんぽん麺に似ており、味わいは一般的な日本の中華麺とやや異なる。
お次は炒飯。
これまた見事な半チャーハンサイズ!
助かるわ~、半チャンは多すぎると後々響いてくるからな(- -;)
使われている食材は人参、ピーマン、豚挽肉の3種。
炒め方は雑で、ランチ用に作られた如何にもな味の凡庸な炒飯。
杏仁豆腐も凡庸だったので省略。こんな感じで本日のランチは終了!
今日食べた麺に関しては値段の割にイケており、
花椒もバッチリ使われているので花椒ファンには激しくオススメ。
安くて食べやすい四川料理って感じのお店なのかな?
他の料理もどんな感じか気になるのでまた近々食べに来よう。
が、お店を出た時に今度は向かいのお店のママさんと目が合ってしまい
なんとなく気まずかったので次は向かいのお店に行ってそうな予感(;´ω`)
◇◆本日の推定カロリー◆◇
麻辣紅焼豚肉麺
俺計算:約968.2kcal
炒飯(セット用)
俺計算:約256.7kcal
杏仁豆腐(セット用)
俺計算:約34.7kcal
中国四川料理 河南料理 天然居(てんねんきょ)
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