地元に一部の間では有名なチョコレート工場がある。
ここは各お菓子メーカーが組合を結成し、
共同出資にて原料となるチョコレートを製造、
組合企業に供給するという画期的なシステムを採用しており
その組合員にはあのモロゾフさんやヨックモックさん、
メリーさんというビッグネームも名を連ねている。
近くを歩いていると、チョコレートの甘~い香りがふわぁ~んと漂ってきて、
もう身も心もトロ~ンとトロけてしまう。
そんな魅惑的なトコロが日本チョコレート工業協同組合さんなのだ。
そんな感じで組合企業への供給を目的としたチョコレートを製造している組合の工場の為、
基本的には一般への販売は行っていない。
が、
年に一度だけ、一般向けのチョコレートを販売する時がある。
それは年末の10月くらいから約2か月の間だけで、数量限定の早いモン勝ち。
勿論世界中のどこにも売っていない、ここだけの超スペシャルバージョン。
モロゾフ、ヨックモック、メリー、サクマ製菓、三矢製菓、中村屋などなど、
全32社の粋を集めた渾身のチョコレート。
それがこれ!!
デデン!
その名もデラックスミルクチョコレート!!
でかい!!!
基本的には30枚入りのケース販売だが、
事務所窓口に行った場合のみバラ売りもしてくれる。
1枚あたりのお値段は1,000円!
封にはしっかりと組合ブランドのロゴシールが貼られていますね。
こいつを破ると、
ちょっとゴージャスな感じのケースに守られたチョコレートが。
う~ん、ワクワクするなぁ♡
ほらほら。
デラックスな感じが漂いまくってるっしょ?
シンプルだからこそ伝わってくるような、製作者側の自信の表れっての?
カカオ豆の選別からカカオマスの精製など、
沢山の工程を1から全てココで行っているチョコレート。
チョコレートクラムってのはミルクチョコレートを製造する上で過程となる材料の1つで、
ミルクやココアの液体を濃縮し乾燥させ粉末にしたもの。
それにカカオの脂を混合し、コンチングやテンパリングといった製法を使って、
やっとミルクチョコレートというものは完成する。
クラムつっても2枚貝(Clam)じゃないよ。Chocolate Crumbのほうね。
材料もストレート。
乳化剤はチョコレートだからレシチンが中心だと思うが、
ファットブルームの注意書きをしているくらいだからごく少量じゃないかな。
さぁ蘊蓄もほどほどにして、いよいよ開封しましょうか!
きたきたきたッ!!
こいつが季節・期間・数量限定の幻のチョコレート、
デラックスミルクチョコレート!!!
1枚350gの超ボリューム。
去年は食べられなかったけど、ほぼ毎年食べている俺のFavoriteだ。
そんな感じでいつも食べているにも関わらず、なんか勿体なくて
去年末に貰っていたのに開封は先週末という・・・
さぁ、また年末まで1年かけてゆっくり食べていくぞw
開封した瞬間から漂ってくる甘~い芳香。
超濃厚で深~いコクとまろやかな甘さ、とろけるような舌触り。
高級チョコのような上品な味とは違うが、
もう本当にストレートに深いミルクチョコレートって感じ。
この超ゴッツくて350gもある極上チョコが1,000円とか、マジありえない!!
あなたに会えてよかったねきっと私!!!(小泉今日子風)
このDXミルクチョコレートだけど、
チョコレートファンなら知らない人はいないってくらい有名なんじゃないかな?
チャンスは年末のみ。(2011年1月現在ではもう売り切れてました)
ケースだと30,000円もしてしまうちょっとハードルの高いチョコレートだけど、
窓口まで行けばバラで購入可能。
組合まで行ける範囲内のチョコレート好きの方なら、1度は試してみてはいかがでしょうか。
どこか懐かしい感じのミルクチョコレートが好みの方なら、絶対にお勧めです。
※2011年度版はコチラ → http://ameblo.jp/kenken4126/entry-11079635913.html
日本チョコレート工業協同組合
所在地:東京都板橋区東坂下2-3-13
電 話:03-3969-1261
デラックスミルクチョコレート
1ケース(30枚入り):30,000円(国内のみ配送料無料)
1枚(350g):1,000円(組合窓口のみ購入可)
販売期間:毎年10月頃~12月頃まで(数量限定、売り切れ次第終了)
※お・ま・け
うなぎ粉末とにんにくが入ってんだよね。
でもチョコと一緒に食べると美味しさがアップするというのは意外と知られていない。
うなぎパイにチョコをコーティングしたのを商品化すれば売れると思うんだけどな~。
しらすパイなんかよりゃよっぽどいいんじゃね?(知ってるかな~しらすパイ・・・)