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ーーーーーーーーーー日経より一日早い株式億万長者マガジンーーーーーーーーー

  2006年11月13日(月) 朝刊 

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おはようございます。ケンケンです。先週の米国市場は中間選挙を終え市場は材料
織り込み感から買われ続伸して終了した。NASDAQ市場も高値引けで終了。
共和党大敗で次期政権や財政運営を含め思惑が交錯するが米国としての本来の
動きはあまり変化が無く推移しような気配だ。地政学的リスクや財政赤字、貿易赤字
など民主党が政策に口を挟んだとしても限りがあり小動きに推移する可能性が高い。
一方、米中間選挙後の翌年は必ず株価が上昇しており、来年早々に実施される
可能性の高い金利引下げ観測もプラスしてダウ平均は新高値を目指す展開となる
だろう。原油価格の上昇やコモディー価格の上昇はインフレを予感させるもので
あるが米経済はそのすべてゆるやかに織り込みつつあり堅調に推移するだろう。

今朝の日経平均はシカゴ先物が軟調であったことや政府の税制調査会会長の
直間比率見直しなどの発言から様子見気分が強く続落して始まっている。日経平均
寄り付きの外国人投資家13社は280万株の買い越しだが先物に小口の売りが
断続的に出て16000円を割込む形で推移している。為替も1ドル117円前半と
円高傾向で輸出関連株を中心に売りが優勢だ。先週末の機械受注統計が市場
予想を下回ったことや国内都銀の貸し出し残高がマイナスを記録するなど景況感
に温度差が顕在化し市場心理は若干弱気に傾いている気配がある。
ただ需給が個人の信用買い残が大きいことを除けば需給は良好で買い意欲は
相当強いと思われる。安値拾いに徹し相場wぽ眺めたいところだ。


先週末の米国市場の終値・・・・

■米国市場ダウ平均終値 12.108、43ドル(前日比+5,13ドル高)


■NASDAQ市場終値  2389,72ポイント(前日比+13,71高)


■NY原油先物 1バレル 59,19ドル(前日比-1,57ドル安)


■NY金先物  1オンス  630.1ドル(前日比-6,70ドル安)

金ETFは残高が急増。NY、シンガポール同時上場で10日現在で518トンを記録
している。あと数年で1000トン突破と思われるがNY先物残高が200トン
そこそこしかなく相場の柱が動く兆しもある。


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※当研究会は投資顧問業ではありませんので資金の預かり、運用、指南等は
 一切いたしません。投資は各自、自己責任でお願いいたします。


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