la bicyclette(自転車)ピエールバルー | kenjifreaks・オフィシャル

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ミュージシャン「Kenjifreaks」の
音楽創作やライブにまつわるあれこれを
日記のように書いています。



la bicyclette(自転車)
作詞 ピエール バルー
作曲 フランシス レイ

とても好きな曲ですがyoutubeに無かったので
自分で載せてみました。
映画「男と女」の主題歌もこのふたりによるものです

この曲はピエール バルーの「バイキングバンク」(1977年)
と言うアルバムに入っていて、元々はイブ モンタンに
書いた曲なのか?そっちのバージョンの方が先みたいです
また、日本ではモンタンバージョンがポピュラーなようです
(もっとアップテンポ。僕はこのバルーの方が好きですが)

このアルバムの後、1982年に日本の著名なミュージシャン
(高橋幸宏etc)のバックアップによって作られた「ル ポレン」
(邦題、花粉)というアルバムで僕はピエール バルーという
アーティストを初めて知るわけですが、そこから彼の過去の作品を
遡って聴くことになります。幸せなことです!

フランシス レイはギターなどのコード(和音)で
メジャー7thコードと言うのがあるのですが
その使い方が正に天才、すごい世界が拡がります。
また曲の途中で何度もキーが変わり(転調)元のキー
に戻すというのもこのあたりから知りました。

歌詞と照らし合わせてこの世界をどうぞご堪能下さい

(訳詞)
自転車

僕らは朝早く出発し
僕らは路上を走り出した
自転車で
僕らはいい仲間だった
フェンナンがいてフィルマンがいて
フランシスがいてバンジャマン
そしてポーレットも

僕らはみんな彼女が好きだった
僕らは羽が生えたみたいな気分だった
自転車に乗って
土の小道で
ときどきすごく辛い思いをした
ポーレットの前で
地面に足をつけないために

彼女は気が入っているってこと言っておかなきゃ
自転車に
郵便配達人の娘だったからさ
8歳の時から
そのあとを追って
周辺の全部の道を
走っていたんだ
自転車で

川の近くまで行ってから
シダの茂みに置いた
僕らの自転車を
そして野原を転げまわった
キリギリスや蝶々や
アマガエルなどに
いろいろ変わる花束を作りながら

地平線の太陽が
あたりの草むらのうえに
僕らの影をくっきりと映し出したとき
僕らは家路についた 疲れ切って満足して
けど ちょっとすっきりしない気持ちで
わずかな間もポーレットと
二人っきりになれなかったから

こっそり彼女の手を取ること
仲間たちをちょっと忘れること
自転車
それは明日のことにしようと思った
明日僕はきっときっとやってやるさ
道路を走るときにね
自転車で

ヴァイキング・バンク/オーマガトキ

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