1月23日 ライスボール atイオン藤崎 | KEN爺の小言(KKGT)

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「スクランブルエッグ」Webサイトのスタッフとして、北は北海道から、南は沖縄まで全国を駆け巡っているKEN爺が、日頃の取材や趣味活動を通じて思うところを綴っていく日記です。

先週、「大人の休日倶楽部パス」を使って回った「東北ご当地アイドル観戦ツアー」より、今回は、「りんご娘」(青森・弘前)の妹分ユニットとして昨年結成された「ライスボール」のステージの模様をお送りしましょう。

(at イオン藤崎店、JR五能線藤崎駅徒歩5分、弘前から列車で15分)





メンバー左から、よぉ(小5)、ひぃ(中2)、ふぅ(中2)、みぃ(小5)





















先輩に負けない!というよりは、歌唱力では先輩を上回る、と言ってもいい見事なステージでした。


速報版でも触れたように、ステージではりんご娘の楽曲の他に、地元五所川原出身の吉幾三さんの「津軽平野」をカバー、地元の年配の方すべてが知っているような津軽の代名詞的楽曲をカバーするのはとても勇気のいることだとは思いますが、リーダーのひぃcを筆頭にフルコーラスを見事に歌い切り、一般のお客さんからも拍手喝采を浴びていました。何よりも、演歌をフルコーラスで歌い上げるところに、楽曲に対するリスペクトを感ぜずにはいられませんでした。


こうした「妹分」的ユニットは、一定の地位を築いたアイドルユニットがさらなる集客を目指すためのトレンドになっていますが、りんご娘の運営(リンゴミュージック)は、アイドルファンのニーズに応えつつも、歌では先輩を凌駕するくらいの実力のあるメンバーを取り揃えており、ある意味、ご当地アイドルの今後を見据えているような気さえしました。ライスボールは、各地のご当地アイドルが相次いで解散、活動休止に追い込まれている中、ご当地アイドルの老舗が提示した「歌をないがしろにしては生き残れない」という強力な「メッセージ」なのかもしれません。


「おにぎり」をコンセプトにしたユニットだけに、先輩同様、各地でのキャンペーンで引っ張りだこになるのは間違いないでしょう。カバー、そしてオリジナルもレパートリーを増やして、ご当地アイドルのアイデンティティーを守っていってほしいものです。





SEE YOU AGAIN!