本当に、いろいろな分野の方々が「地方アイドル」を論じている昨今、数日前にも、とある読者の方から、ツイッターを通じて「KEN爺さんが『スクランブルエッグ』のコラムで書いていた地方アイドルの記事を興味深くよまさせてもらいました」というメッセージをいただきました。
執筆したのが2005年から2006年にかけてですから、もう5~6年前の話、当時は、地方アイドルの代名詞として「SHIP」(山形・酒田)、「サンフラワー」(広島)、「Bachicco!」(岡山・香川)などの存在がありましたし、「Negicco」(新潟)はメンバーが中・高校生で4人で活動していた時代でした。こうして名前を出すだけでも懐かしい気持ちになりますな(ううむ…)
せっかくですので、筆者が連載的に執筆していた地方アイドル関連のコラム記事を紹介してみましょう。、
「地方発アイドル」という選択~基礎知識編 2005年9月23日UP
「地方発アイドル」という選択~適性編 2005年11月10日UP
「地方発アイドル」よもやまQ&A 2006年1月12日UP
Bachicco!取材紀行~瀬戸内の風を受けながら 2006年6月14日UP
「マニアの叫び」出演と地方発アイドルの現状 2007年4月13日UP
改めて読み返してみると、地方アイドルを取り巻く環境は、5~6年前と比較して大きく変わった部分もあれば、全く変わっていない部分もあるようです。ただ、筆者がコラムの中で思い描いていた地方アイドルの将来像(のようなもの)が、例えばタワーレコードレーベルによる全国展開とか、実績のあるアーチストによるプロデュースとかいった形で実現しているのを観るにつけ「この世界に関わり続けてよかった」と実感せざるにはいられません。
正直、今はじっくり原稿を書くよりも、健康面と経済面、それに時間が許す限り、まだ観戦していない地方アイドルを現地で観てみたいという気持ちのほうが強いですが、自身の中でまとまりが付けられるようであれば、今の切り口で、再び「地方アイドル」の記事を書いてみたいとは思っています。
毎度のことですが、筆者は気分屋なので、いつ頃になったら書ける、といった約束はできません。気長にお待ちください。