大島優子ちゃんのMCから見えたもの | KEN爺の小言(KKGT)

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「スクランブルエッグ」Webサイトのスタッフとして、北は北海道から、南は沖縄まで全国を駆け巡っているKEN爺が、日頃の取材や趣味活動を通じて思うところを綴っていく日記です。

AKB48のNHKホールコンサートが終わってもう2日


劇場では、昨日から通常の公演がスタートしていますし、コンサートで発表された諸々の動きは、公式サイト、公式ブログをはじめとしたいろいろなサイトで上がっています。


ここでその動きを1つ1つ触れるのも大変なので(笑)、筆者が観戦した4月26日の昼公演(13:00~)から、特に印象に残った事象をピックアップしてお送りしたいと思います。


この日は、シングル曲のメドレーが終わったあとで、喉の手術を終えたばかりの大島優子ちゃん(チームK)が登場し、AKB48への思いに関して、下記のような主旨のコメントを披露しました。

(聞き取ったものをメモにして要約していますので、フレーズ、語彙に若干のズレがあるかもしれません、ご了承ください)



私は子役時代からこの世界で仕事をしてきました。


あの頃は、回りは大人ばかりで、話相手もあまりいなくて、寂しい気持ちになったこともありました。


AKB48に入って、同じ世代の仲間と一緒に仕事をする機会ができて、メンバーと話をすることが楽しみになりました。


そして、何よりも、こうして、お客さんの楽しんでいる表情を観ながらステージに立てることが、とてもウレシイです…


いかにも「大島優子ちゃんらしい」と言えばそれまでですが、ファンの前でこれだけのコメントができるようになるまでには、おそらく彼女ならではの苦労もあったかと思います。


芸歴を持っているということで、たとえば「優子ちゃんならこれくらいは出来るのでは…」という期待感と、「芸歴がない子のほうがフレッシュに見える」というファンの声とのジレンマに悩むこともあったでしょうし、チームK加入から現在まで、常に「推されメン」で選抜メンバーに立ち続けていること、K 3rd「脳内パラダイス」公演でAKB48史上初めてのソロ曲(泣きながら微笑んで)を担当したことにプレッシャーを抱いたこともあったかもしれません。


それでも、彼女は、劇場公演内で、3の線を出して笑わせてきたこと、年下を含めて他のメンバーに丁寧に対応してきたこと、言うべきことはわかりやすく説明してきたことで、それを克服していったように思えます。


喉の手術というアクシデントで大きなステージで歌ったり踊ったりすることができない中、現在の自らの思いをコメントできたことは、劇場公演に復帰した際に大いに糧となることでしょう。


現在のチーム研究生、SKE48 チームKⅡ(メッセージボード参照)の中にも、チーム加入前の芸歴を持っているメンバーが何人かいます。

これからの活動で、芸歴を持っているが故に抱くジレンマ、プレッシャーもたくさん出てくるとは思いますが、大島優子ちゃんがNHKホールで語ったように、同世代のメンバーとステージに立つこと、ファンと向き合うことを人生最大の楽しみにして、1日1日のステージを乗り切ってほしいと願います。


そうそう、太田プロダクション3人娘の中で、優子ちゃんだけが、まだオフィシャルブログ(アメブロ)を始めていませんもんね。あっちゃん、えれぴょんが、それぞれ自身のキャラクターを生かしたネタを続けているだけに、早期のオフィシャルブログ立上げを期待したいですね。