「スポーツができるヤツはモテル」
学生の頃、脳に組み込まれた神話(プログラム)。
その名残を引きずっているだけかもしれない。
身体を鍛え、
お腹よりも突き出た発達した大胸筋、
6つに割れた腹筋、
大きく発達した上半身を支える強靱な大腿筋。
この3種の神器を体現したいと願うのは。
しかし、自分にはわかる。
それが進化の証だと。
男にとって肉体とは
「力強さ」と「美しさ」を表現するキャンパス。
ついに男性が「美」を求める時代が来たのだと。
■人間だけではない
自然界に目を向ければ、
雌(メス)よりも、雄(オス)の方が美しい。
例えば、「クジャク」。
クジャクの代名詞である
色鮮やかな光の反射で七色に光る目映いばかりの羽根
を持つのは雄(オス)だけである。
雄(オス)同士は羽根の美しさを競い、
より多くの雌(メス)を獲得しようと
羽根の美しさを磨き、アピールする。
羽根が鮮やかなのは
十分な餌を確保し、健康状態が万全だという証。
それを見た雌(メス)は、
この雄(オス)となら優秀な子孫を残すことができると
判断し求愛するのである。
■さあ、立ち上がれ!
「美しさ」とは自分の価値を示す方法。
そして、身体を鍛える事で3種の神器を具現化することは
誰にでも再現可能なこと。
やるか、やらないか。
どちらの選択をするかは自由。
地獄のような鍛錬を乗り越えたものにだけ払われる報酬。
それならば、自分はやる方を選択する。
そして、自分の肉体というキャンパスに価値を描き出し、
愛する人に評価をしてもらい、
気高く生きていく道を歩もうと思う。