前回動物性タンパク質は体に良くないとい
う話をしました。
では体に良いとされる植物性タンパク質は
どのように摂れば良いのでしょうか。
それは日本で昔から食べられてきた
大豆 を原料とする食品を食べるこ
とです。
その中でも特に納豆がお勧めです。
大豆の主成分はタンパク質で全体の3分の1
にまります。タンパク質は消化されてアミノ酸
なって初めて体内に吸収されます。
アミノ酸は20種類ありそのうち食品からしか
摂取出来ない「必須アミノ酸」が9種類ありま
す。必須アミノ酸は全種類揃っていないと有
効利用されない性質があります。
大豆にはこの9種類すべての必要量が揃っ
ているそうです。
また大豆に含まれている脂肪分は不飽和脂
肪酸で血管を強化して、血液をサラサラにす
る効果があります。
その他、酸化を阻止するビタミンE、認知症予
防効果があるレシチン、さらにイソブラボン、
サポニンなどのフィトケミカル(体に良いとされ
る植物由来の化合物)、ビタミンB郡が多く含
まれています。
ダイエット効果が大きい
という実験結果もでています。
21日間で標準体重20%増の被験者に対し大
豆んぱく郡とカゼイン郡(牛乳たんぱく)の脂肪
燃焼効果を比べたところ、前者の方がより効果
があり 体重の減少 が見られたそうです。
そんな優れた穀物 大豆 ですが、
消化が良くないのが唯一の欠点です。
大豆は種で、種には酵素抑制物質が存在するそ
うで、消化が非常に悪くなります。またその物質
が肝臓からの消化酵素を大幅に消費させ、膵臓
がんの原因にもなるそうです。
納豆 はその問題を解決します。
大豆を発酵させた食品であるため、酵素抑制物質
を消し、消化もよくなるそうです。
納豆菌は100度でも死なず、納豆1g中に10億
~100億個も存在します。腸の乳酸菌を増やし、
腸内環境を正常に保つ のに役立ちます。
解毒硬化もあり、0-157、ピロリ菌を抑えると
いう報告もあります。
また納豆にはビタミンK2が豊富なので骨粗鬆症の
予防にも効果があり、食物繊維もたっぷりです。
さらに納豆菌に含まれる
「ナットウキナーゼ」は血栓溶解酵素で、
動脈硬化を防ぎ、脳卒中、心筋梗塞などの病気
を予防する硬化があるそうです。
以上列挙してきましたが、こんな「万能の健康食品」
を作った日本人はスゴイとしか言い様がないですね。
私は1日最低一食は納豆を食べるようにしています。
嫌いで食べれない人が可愛そうです。
※参考文献
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