一級建築士学科試験合格発表 | 埼玉県の注文住宅 新築 リフォームなら「原価で建てる自然素材の家」 「外断熱の家」 (有)埼玉建築職人会

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こんにちは。
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昨日は受験生が待ちに待った一級建築士学科試験の合格発表の日でした。


事前の自己採点で余裕があった方は既に二次の製図の対策の真っ最中でしょう。

ただ、ぎりぎりの方はなかなか製図の勉強に本腰が入らないもので、その間の数週間で合格者とカド番の方に差を広げられてしまうのが後になってひびいできます。


いずれにしても昨日の発表で合格だった方、これで精一杯製図試験に打ち込めることでしょう。

この1か月が勝負ですから、既に課題攻略中で応用編に取り掛かっている頃かと思います。

特にこれから月末にかけては一番苦労する時だと思います。


新しい変則的な条件が付いた課題に対応し、その課題がうまくこなせずに脳みそをフル活用してあらゆる手段を講じて自分の能力を最大限に高めていく時期です。


それにプラスして作図スピードも並行して伸ばしていく時期なので、短期間に作図スピードと課題攻略力を飛躍的に伸ばさなければなりません。


ただこの試験は作図の綺麗さを競うものではないので、特に設計というとどうしても綺麗に描いてしまいがちですが、ここではあえてそこそこ大雑把に仕上げてスピードを上げるズルさも必要です。


大切なのは要求された課題において抜け目なく図面化すること。

ですから綺麗さよりも「描いたつもりが抜けていた」等のチェックミスのほうが断然致命傷となってきます。


製図試験で大切なのは「課題文の見落とし」と「チェックミス」に尽きると言ってもいいでしょう。

課題文に要求されていることを見落とさずに計画し、図面に漏れなく書き込むことができれば合格に近づくでしょう。


作図スピードは課題発表後から40枚(一式)も描けば問題ないレベルとなります。

合否を分けるのはエスキスに行き詰まって時間オーバーとなってしまう等の波乱はあるかもしれませんが、40枚の作図をするほど学習してきたならば、おそらくエスキスで行き詰まる可能性は低く、ほとんど合否は単純ミスによるものかと思います。


勿論、所要室の面積の大小による基本的な計画の欠落というのも大きな要因のひとつとなりますが、それは今年課題では「デイサービス付き高齢者向け集合住宅」ですから、あらかじめ出そうな室面積を想定することは忘れずに記憶に定着させておいて下さい。


あとはデイサービスの位置、今年は市街地での出題ですので、おそらく当該位置のセンスを問うてくると考えるのと、集合住宅部分においても同様で、隣接条件による配置は確実に重要なものとなるでしょう。


そしてもっとも大切なのは、近年問題の多い災害時の避難の問題。

地震などの天災もありますが、火災時の避難経路などは今回の課題においては最優先事項になるかと考えます。


少し学科の話題を飛び越して製図の話になってしまいましたので一度しめますが、いずれにしても学科試験をパスされた方とそうでない方、特に後者の方は近年は学科試験も確実に一発合格を狙えるまで合格率が上がってきましたから、あとは来年からと言わず、少しずつでも今すぐに学習を始めることをお勧めします。とても覚えきれないほどの出題範囲ですから、覚えにくいものほど長期的に学んで記憶に定着させることが大切だと思います。