赤穂城見学の折にぜひどうぞ!!!

赤穂城跡の真ん前にある玩具博物館。
パッと見異常な雰囲気で町に馴染んでないからすぐわかるw

外観だけ見ると『パラダイスかな?』と思ってしまうが、
統一感のある集め方でちょっと期待がもてる。

1年半前、たまたま道を間違えてこのあたりに来たことがあり、
そのときは時間がなかったため『次には絶対来よう!!!』と心に決めていた。

平日は15~17時、土日は11~17時と、開館時間が限られている。
ご主人がイベントなどで離れている場合はさらに変更もあるため、
事前に連絡して確認とっといた方がいいと思う。

今日も何かのイベントで出張だったのか13時スタートだった。

博物館という名前やけど公営の大きなものじゃなくて、
古民家を改装して作り上げた個人所有の博物館。
開館時間や出張などの都合もうなづける。

入館料は大人330円。探偵みたいな服を来たご主人が案内してくださる。

中はレトロで温かな色合いのライトで、落ち着いた音楽が流れている。
音楽は40年代を意識したものではなくクラシック調の曲だった。

狭い中にぎっしり置かれた古い品々。
収録品は5000点を超えるんやって(・`д・´;)

ビクターのニッパー君は台付きのもの、台なしのもの含めて
館内に10匹はいただろうか。大きいので迫力がある。

もとは古物商をされているそうで、メインの取り扱いは骨董品。

ツボや掛け軸など古物を買い取りに行った際に、
めぼしいものがあれば一緒に買い取っているという。

本業の古物商の立場を活かして、趣味の40年代おもちゃを集めたというきっかけ。

古いおもちゃは、わからない人にとっては『ガラクタ』でしかない。
処分に困った品を引き受けることも多いそうだ。

はじめは気に入ったものをちょこちょこ集めていて、
ある程度数が揃うとみんなが『これは?』と持ってくるとのこと。

うちの実家も40年代をテーマにした居酒屋をやっていたが、
品数は比較にならないほど少なかったとはいえ、同じような現象は起きていた。

おかんが言うには、自分が好きなものを集めるのも楽しいし、
みんなが持ってきてくれたものの中に思わぬ逸品があるのも楽しいんだそうだ。

今年で31歳の俺くん(独身、かわいい嫁募集中)も、
どちらかといえば古いおもちゃの方が愛着がわきそうで好きだ。

キン肉マンの有名なセリフを思い出す。

(ルービック)キューブマンにチエの輪マンが負けた際、
『ウ~ン、近代オモチャにはかなわん』と言っていた。
古いおもちゃは新しいゲームなどに駆逐されていくんだろうか(´;ω;`)

ドラクエ6、FF7を最後に、ゲームは全くしなくなった。
DSやPSPには興味すらないが、ファミコンやスーファミが無性にやりたい時がある。

小さい頃に楽しかったという思い出補正が9割以上だろう。
あと、最近のゲームは友達がおらんと(悲しいから略)。

2階建の古民家をまるごと改装(というかショーケースだらけに)してあり、
肩幅より狭いほどの通路におもちゃが整然と並んですごい光景。

昔のペコちゃんがけっこう怖い顔で家に置いときたくない(´;ω;`)
しかもみんな首揺れてるし...。

うーむ、語る話も尽きてきたんで、ここからは画像ラッシュをお楽しみください。
なんか書きたいことあったら補足しますw



ケロヨンは小学校中学年の女の子くらいのサイズ(・`д・´;)



ん?人体実験かな?(こわい)



どちらかというとこういう系の箱おもちゃの方が興味深い。
古いものだし、各家庭で処分されてるから箱があるものは数少ないんだとか。


ご主人は特に車や機械関係、ロボットに興味が強い様子。
うちのおとんも車好きやけど、系統が違うと噛み合わんから黙っておいた。



1階には和室4部屋くらいあったんかなぁ、
もとはどこが通路でどこが部屋やったのかわからんくらい積まれている。



今なら発売即クレームで販売中止確実のクロンボだっこちゃん人形(・`д・´;)




幅も奥行きも狭くて滑り落ちそうな階段をのぼって2階へ。

ニッパー君、服着てるんか?色はげてるんか?(・`д・´;)

50年代のものと思われるガンプラ。ここだけ妙に新しかった。趣味かな(*´v`*)


2階は展示というより休憩のためのスペースになっている。



数々の来訪ノート。訪問者は老若男女さまざま。

裏手にはなんと別館もあった!!!


整理されてるものばかりでなく、未整理で立ち入れない部分も半分ほど。
物置兼用なんだろうか。


ニッパー君多すぎワロタwww
状態の良し悪しはあるが全部で10匹くらいいたと思う。



かわゆいブリキのねこたん(*´v`*)


奥には販売コーナーもある。
といっても博物館内のレトロおもちゃは売り物ではなく、
ご主人も『好きで集めてるから売ることはないやろなぁ』と言っていた。

本業である古物商の方の商品で、ツボとか皿とかが売られている。
2畳ほどのスペースに乱雑に置かれているところをみると、
あまりここでしっかり売るつもりもないことがわかるw

日曜日の13時で、客は俺ひとり。後から2人組のおっさんが来た。
じっくり話もでき、個人では難しいかもしれんけど収集方法も聞けてよかった。
両親が来たら鼻血出して喜ぶと思うwww
+-+-+-+-+
B級スポットらしい、丁寧に作りこまれた世界だった。
個人で経営するとパラダイス化するおそれが十分にあるにもかかわらず
『40年代の好きなものを集める』というブレない姿勢が成功のカギだろう。
写真に収めたものはごくごく一部。実際に見て歓声をあげてほしい。
明日は笠岡の道の駅でYさんと再開予定。