【走路】R58、R505、R449
【現在地】沖縄県名護市
【宿泊地】道の駅「許田」
【走行距離】73km
【総走行距離】13242km
【話しかけてくれた人】0人
【総計】756人
【出費】4200円
【内訳】美ら海水族館、ナゴパイナップルパーク、今帰仁城
【特記事項】---
【走破地図】

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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします(*´v`*)
と言いながら全く正月っぽさがありません!!!
いつも通りの落ち着いた感じでいっぱい観光してきました(*´v`*)

ニューイヤー野宿はばっちり熟睡。
R58から建物を挟んだ裏にテント立ててるため音も風も完全にシャットアウト。
ただ、夜ににゃんこのケンカであおー、あおーーーんとずっと牽制が続いていた。

今日はナゴパイナップルパーク、古宇利島、今帰仁城跡、美ら海水族館と
観光目白押しの一日。感動もがっかりも両方ある(*´v`*)

それら近辺にはスーパーはないため、事前にアンダギーをストックしておく。
なんだかんだで1日2つは絶対食べてる。かねひでのがサクサクふわふわでおいしい。

いかにも沖縄風の建物の名護市役所前を抜けて、R58沿いに進んでいく。

まずはナゴパイナップルパークに到着(*´v`*)

パイナップル食べ放題の前評判で楽しみすぎる...(*´v`*)
入場料は600円だが、道の駅で割引チケット買ったから300円。

かっちょいいカートに乗って園内をまわっていく(*´v`*)
レール上を自動運転で音声案内付きだから心配はいらんぞ!!!

カートから触れるほど近くに連なるヤシの木(・`д・´;)

カートは10分くらいだったと思う。
寂しかったから自動音声にいちいち返事しながら楽しむw

パイナップル畑にそびえる巨大パイナップル。

まだできて間もないミニパイン。親指ほどの大きさしかない。

ちなみにパイナップルはパイン(松)とアップル(りんご)が由来で、
松のような木からりんごのように甘い果実がなることからそう呼ばれるんだとか。

ちなみに朝9時半時点での客数は10人程度。

カートから降りると、なぜか貝の博物館がある。
パイナップルと何の関係があるんや(・`д・´;)

3部屋に分かれていて、意外と本格的に収集されている。

貝のようなうんこもあるからびっくりした(*´v`*)

螺鈿細工に使う貝か?

貝、かい、カイ...カニ!!!(*´v`*)

カブトガニさんかっけーーーっす!!!

貝と一口に言っても、いろんな形、それに合った生態があるのがおもしろい。

いや、でもここパイナップルパークですけど...(・`д・´;)

そんな疑問を感じ始めた頃にパイナップルゾーンに突入。

昔、脱毛というか毛を薄くするためにパイナップル豆乳ローション自作してたwww
大豆イソフラボンとパイナップル中の酵素がどうのこうのという理論。
そんなことするよりレーザー脱毛した方がよっぽど安いし確実やぞ!!!
コンプレックスに根ざした商売ほどあくどいものはないな!!!

パイナップルワイン、パイナップルカステラなどの商品紹介が続く。

そしてなぜかおみやげやさんに出てくる。
食べ放題コーナーはどこやねん。

パイナップルワインは種類がいくつかあり、試飲ができる。
ちょっと山間に入るから車で来てる人が大半やろーしなぁ。

パイナップルはタッパーにちょこんと入っているのを試食するだけ、
おみやげも試食全てに係員がいて、目を光らせてセールストークするのでめんどくさい。
結局、パイナップル1かけと小さなカステラを2かけ食べて終了。
ふだん観光地評価は『おすすめしない』という言い方にとどめているけど、
ここには本当に行く価値がない。300円(正規は600円)払って、
試食しにくいおみやげやさんに入るようなもん。
肝心のパイナップルも酸っぱくて味もボケてたし...。

がっかりした気分を早く振り払ってしまいたい。
隠れた名スポット、古宇利島に向かう。

西表島みたいな雰囲気があって少し気分が盛り上がってきた。

湖のように見えるけど、実は3つ4つの離れ小島に橋が架かっていて
大きくぐるっと囲むようになっている。

そのメインは古宇利島にある古宇利大橋。
そこを目指して小さな橋をいくつか越えていく。

天気がいいから海も空もすっきりきれい。これは期待できる!!!

島には見渡すばかりのサトウキビ畑。
冬場が刈り取りのシーズンだから、正月明けくらいから刈り取り戦争が始まる。

進んでも進んでも左右にサトウキビの山。
もしかして無限ループしてるんじゃないかと疑った。

沖縄の畑の特徴はこの赤土。アメリカンというか東南アジアンな雰囲気(・`д・´;)

サトウキビ畑地帯を30分も走れば古宇利大橋に到着(*´v`*)

橋はええよ、たまらんよ...(*´q`*)

ちょっと向こうには船が走ってたりするから、それに乗ってる人の感動を想像しつつ。

橋の向こうには自分の知らない世界が広がってる感じが思わず震えてしまう(*´v`*)

ここになら住んでもええわ(*´v`*)
トイレないのがつらいけど、お水にえーいってやればいいしw

橋を正面から、ななめから見てる人は多かったけど、
下から撮ってる変人は自分だけでしたw

海あってこその橋、橋あってこその海やろ(*´v`*)
どっちが欠けても大幅に減点されるでー!!!

ようやく上にあがって、橋からの景色をご覧ください!!!

エメラルドグリーンの水は透けて地面が丸見えです!!!

1.5kmくらいの橋の左右に広がる海。

だんだんみんなも橋オタになってきたかな?(*´v`*)

この景色見て橋オタになる人が続出するであろう...(*´v`*)

心地良い風に吹かれながら、あたたかな陽気の中で潮風を感じながら走る。
ちゃりで旅しててこういうときがいちばん幸せ(*´v`*)

観光客は15人くらいかなぁ。あとは地元のチャリ乗りがいたりする。

そらー、家の近くにこんな場所があれば毎日でも走りに来るわ(*´v`*)

意識せずに撮った写真が、ポストカードになってしまう美しさ(*´v`*)

沖縄版しまなみ海道やでぇ(*´v`*)

今日はしっかり晴れてほしかったから、願いが叶ってよかった。

パイナップルパークが超絶がっかりだったが、
古宇利島の絶景で全てをチャラにして余りある感動(*´v`*)

来てよかったーーー!!!
坂が多くてしんどかったけど、それでも来てよかったーーー!!!

ヘリコプターを見上げながら、次は今帰仁(なきじん)城跡に向かう。

また小島の橋をいくつか渡って本島に戻る。
まるで中国の山林を抜けるような緑色の川。

謎のダチョウらんど(・`д・´;)
『日本のダチョウの歴史の出発地です!!!』的なことが書いてあった。
ダチョウステーキやダチョウそばなどのお食事もあるw

今帰仁城跡は入場料400円。これも割引チケットで320円になった。
正月らしく、受付前に振舞酒が置かれている。
舐める程度に一口もらったが、酒嫌いの俺でもわかるくらい水で薄まってたw

おみやげやさん、アイスやジェラート、ステーキ串など軽食のお店もいくつか。
本島中部以北で『おっぱ牛乳』というのをよく見かけるようになった。
そういえば最近牛乳飲んでないな...今度買ってみよう。

サトウキビしぼってジュースにしている。

今帰仁城はいつ誰によって築かれたか不明な点が多い。

発掘調査の結果から、13世紀頃には城造りが始まっていたそう。

その最大の特徴は5mはあろうかという石の壁。
万里の長城を思い起こさせる。

今は城跡しかなく、外壁以外のものは残っていない。
当時は城・役所としての機能があったと考えられてる。

ここもやはり、日本や中国、東南アジアとの交流の結果生まれた
琉球独自の文化だったりするんだろう。

場所によってはただ適当に石が積み上げられたようにも見えるけれども、
地震や台風の影響で崩れた可能性も考えられる。

それもごく一部で、ほとんどの場所が整然と隙間なく積み上げられている。

少し階段をのぼって、中の様子を見ていきたい。

ちなみに背後はこんな感じ。
海に面しつつ、少し山をのぼったあたりに位置する。
敵の襲来を予測したり、こちらからの対処がしやすかったりするんだろうか。

大庭と呼ばれ、ここの周囲を取り囲むように正殿、北殿、南殿があり、
ここでは行事等が行われていたとされる。

芝上に当時の建物の位置(推測)を示す区切りがある。

高台から城下を見渡せるようになっているだけでなく、
横にある小さな川沿いに立地し水を汲むのにも都合がいいらしい。

これを見るに、いかに精緻に石積みがされているかわかると思う。
中まで詰まっているんだろうけど、こんだけきっちり積めるのはもはや芸術。

びっしり積まれた石じゃなくて、薄目で見ればコンクリの壁にも見えてしまう。
先ほどの場所から階段をおりたここは、城主に仕えた身近な人々が住んでいた。

女官の生活の場所とされ、城内でも神聖な場所。

石段以外に目立つ建造物がないため、
ガイド片手に歩かないと、何が何だかわからないまま終わってしまう。

13世紀っていうと鎌倉時代の頃か。と言ってみたけどよくわからないw
元寇のときに勝利を導いた石垣もこんな感じだったんだろうか。

台風にも負けない強固な壁。うちのテントにも導入したい(*´v`*)

調査の結果、杭が打ってある場所4つに住居があったことがわかっているとか。

自分の歴史の知識の薄さを改めて感じながら、次は美ら海水族館へ。

と言いつつ今日はここまで。晩ご飯はスーパーでオードブル半額戦争。
半分以上残して明日の昼・夜ご飯にする。
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実は、今帰仁城のあとすぐに美ら海水族館に行ったけど、
楽しすぎて写真が200枚以上あるため、整理が全然間に合いません!!!
時間があるとき(もしくは雨の日)にちょこちょこ編集して
できるだけ早くご覧いただけるようにしますので、ごめんあそばせ(*´v`*)
(1/3 追記)
美ら海水族館の様子は次の2つでご紹介してます!!!
【元日振り返り】念願の美ら海水族館 メイン以外編【沖縄】
【元日振り返り】念願の美ら海水族館 メイン編【沖縄】
パイナップルパークはガッカリングだったものの、
古宇利島も美ら海水族館も大満足で終えた元日。
明日は本島北端まで行けたらいいなと考え中。