【天気】雨のち雪(今シーズン初雪)
【走路】R2
【現在地】広島県竹原市
【宿泊地】道の駅「たけはら」
【走行距離】77km
【総走行距離】11891km
【話しかけてくれた人】1人
【総計】659人
【出費】1200円
【内訳】カブトガニ博物館、おはぎ
【特記事項】---
【走破地図】
+-+-+-+-+
感動の余韻を胸に、朝まで爆睡。
道の駅の快適さもあって、8時すぎまでゆっくり眠れた(*´v`*)
起きたらまだ風が強い。スカートがめくれないか心配だ(´;ω;`)
昨日は暗くて全然気付かなかったが、道の駅のすぐ近くにカブトガニ博物館。
今日は距離が短めで比較的観光時間があるから朝9時の開館を待つ。
博物館前は公園になっている。これが特色あるところだから先に見ておこう。
原寸大の恐竜のオブジェ(・`д・´;)
研究における推定の大きさや色をそのまま再現しているらしい。
プロントサウルスは体長21m。
なぜカブトガニ博物館の前の公園で恐竜?という質問はナシにしてくれw
ディプロドクスは陸上・水中ともに生活しやすい形態。
公園そのものは博物館とは別扱いだから無料で入れる。
朝からお子さん連れの姿もちらほら。恐竜キングが流行った頃は人気だっただろう。
足はヒレ状に進化している水中恐竜エラスモサウルス。
どいつもこいつも顔が公園外や木の方ばかり向いており写真写りがよくない。
群れで生活するイグアノドン。
そういえばカブトガニはどうしたのか。そんなことも感じ始める公園散策。
プロトケラトプスの化石は巣・卵・幼体・成体が揃って発掘されたらしい(・`д・´;)
恐竜界のスーパースター、ティラノサウルス。
恐竜キングでは『金色』のカードで、持ってると崇められるw
と、とてもかなう相手じゃない...(´;ω;`)
8mもある体でばさばさ飛んでるプテラノドン。
ドラクエ4で集団で出てきてギラをやられると全滅する危険アリ。
じゃー、改めてカブトガニ博物館を探検!!!入館料は520円だった。
ちなみに、ここからはカブトガニ画像が大量に出てきます。
グソクムシとかフナムシとかゴキブリとかダンゴムシが好きな人ならいいけど、
そういうのが苦手な人は見ないほうがいい内容もあります。
飼育棟と展示棟に分かれており、まずは飼育棟に行ってみた。
水槽がこけむして汚れててわかりにくいす...(´;ω;`)
後から知ったけど、甲羅の上のギザギザにある黒い点がおめめだそうで(・`д・´;)
カブトガニの目って甲羅の下にあるのかと思ってたわ。
ぴぎゃぁぁあぁぁあぁああぁ!!!!!おえぇぇえぇえぇええ!!!(´;ω;`)
いわゆるタッチングコーナーだが、エサのゴカイが常時放置でキモい&くさい(´;ω;`)
カブトガニのキモさも加わってまさにエイリアンにしか見えない(´;ω;`)
おっっっうぇぇぇぇええぇぇえ!!!
ときどきピクンと動くカブトガニ、底でうぞうぞ動くゴカイ。
まさにカブトガニの楽園やでぇ(´;ω;`)
小さいコイツが手のひらサイズ、でっかいのが手を2つ横に並べた大きさ。
勇気を出してタッチング(´;ω;`)
つるぬめで固い甲羅、押したら嫌がって動く仕草、底でうぞめくゴカイ。
全てがキモエグワンダーランド状態(´;ω;`)
もちろん、手を洗う前にしっかりにおいだぞ!!!生臭いぞ!!!
キモい施設やな...こんなとこに520円も払ったんか...他も期待できひんな...
そう思いながら展示棟へと足を運ぶ。
4つ並んだアメリカカブトガニの水槽は全てカラ。
砂の中に隠れてたんかな?
オウムガイの水槽は準備中。
入っていきなり2連続で何もない水槽が続いたから、大体のレベルがわかってしまう。
海遊館にもあった、ホオジロザメの歯。上下の歯間が2m近くある(・`д・´;)
ここのメインはカブトガニの大水槽でしょう!!!
フリスビー大のカブトガニが2匹寄り添っている。
背中の赤いのは識別番号。
ひっくり返ってるやつもいる。足がキモすぎエイリアン(´;ω;`)
おててよりも一回りもふた回りも大きい。
成体になると泳ぐことはほとんどなく、這って進むらしい。
たぶん、口の中から口が出てきたり、緑の液体吐いたり、
エレベーター開けたら中に潜んでいたりする。
胸の中から肉を食い破って出てくる場合もあるから注意な(´;ω;`)
久しぶりにエイリアンの映画見たくなってきたわw
エイリアンのオス・メス・子どもの見分け方。
子どもが15回脱皮するとオスになり、16回脱皮するとメスになる。
オスは甲羅の左右にへこみがあり、前2本の足はカギ爪になっている。
メスは甲羅が球状に丸くへこみがなく、前2本の足がハサミになっている。
オスはカギ爪でメスの甲羅をつかまえてつがいになる。
そこまで解説してくれているから、改めて大水槽を見に行くとより楽しめる!!!
こいつはへっこんでるし、後ろからメスを捕まえてるからオスやな。
捕まえられて逃げようとしてるこいつはメスか。
ちなみにメスの方がオスよりも一回り大きいサイズ。
まだひっくり返っとったんかいなw
ってことは、ひっくり返ったら起き上がられへんの?死ぬの?
後の展示で説明があったが、長く伸びる尾(尾剣)が水中移動の舵の役割をし、
ひっくり返ったときも尾剣を反らせて起き上がるらしい。
残念ながら起き上がる場面は見られなかった。
カメとか魚とかの化石。
展示棟の中央はシアターになっていて、自動で映像が流れっぱなし。
カブトガニ誕生の頃の化石なんかな?
たまに置いてある化石の意味がいまいちわからん。
それにしてもキモい(´;ω;`)
カブトガニの進化の説明。
クモやサソリと祖先が同じで、共通点もいくつかあるんだとか。
キモいグループですね...(´;ω;`)
カブトガニ誕生から各地に広がる道のり。
現在は地球上に4種類がおり、北アメリカと東南アジアにのみ生息している。
日本では瀬戸内海近辺で網にかかる。
種類ごとに展示されてあるが、とにかくでかい(´;ω;`)
いちばん大きいやつでピザのLかLLサイズくらいの大きさ。
左がメスで右がオス。こうやって見ると差が歴然としている。
レバーを操作してカブトガニの尾剣や手足を操作できる展示。
悪趣味すぎて大喜びしたが、調整不良か動きが悪い(´;ω;`)
展示もひとつひとつ興味を持って探索すれば意外とおもしろい。
体のつくりや内臓・血液についての説明も詳しい。
こうやって見るとクモにしか見えんわな。
1本1本が別々の動きしてうぞうぞしてるんやで(*´v`*)
模型とわかっててもキモい(´;ω;`)
海で泳いでるときにこんなやつがおったらと思うと...(´;ω;`)
しかし安心してほしい。近海にいるとはいえ、水深12~13mほどだそうだ。
海水浴に行って出会うようなやつらじゃないぞ!!!
卵から生まれる前のカブトガニの状態。
ときどき中で幼体がくるりと回転して気持ち悪いw
成体になるとゴカイをエサにするのに、幼体はゴカイに食べられてしまうらしい。
何年でどれくらい成長するかを示す年表。
1,2年だと指先ほどの大きさしかないのが意外。
生まれたらガンガングングンズイズイ成長するのかと思ってたw
10年15年経ってようやくこのサイズ。
ということは大水槽の彼らもこれくらいの年月を生きてるわけか。
カブトガニの血液から、毒素検出用の薬が作られているとのことで、
我々人間にとっても有益な存在であることを自覚しよう。
エイリアンだの宇宙人だの言ってバカにしてはいけない(*´v`*)
2階部分には恐竜の展示もあるが、なぜなのか全然わからん。
起源の古いものつながりなんだろうか(・`д・´;)
人間がすっぽり口におさまる大きさのものが、壁にどかーーーんと飾られている。
しぎゃぁぁあっぁぁぁあぁっぁぁあ!!!
外のオブジェ同様、原寸大で大迫力の恐竜の襲撃に、
あなたはおしっこ漏らさず耐えることができるか!!!
まぁ、お子さんにとってはカブトガニなんてどうでもいいだろうし、
恐竜見て喜んでくれるならそれでも家族サービスは成功といえよう。
手を入れたら噛まれる仕組みだったらどうしようとか考えながら手を差し出す。
いきなり現れるぬりえコーナーに心の高揚を隠しきれない。
他に客がいない今なら、童心にかえって思う存分ぬりえできるぞ!!!
壁を埋め尽くすほど並べられたぬりえには、カブトガニの姿はなかった...(´;ω;`)
ちょっとシアターでも眺めつつ休憩しようかね。
全部で100人は収容できるほどの広いシアターでは、
古い映像が延々流れているだけでもったいなかった。
バレーのワールドカップとか写してほしいw
カブトガニのことも少しわかって、最後にお別れを言いにいく。
グロい外観はきっとファンを増やすことであろう...(*´v`*)
こいつは1時間近くずっとひっくり返ったまんまだった。
10時間かけてゆっくり起き上がるような生活なのかもしれないw
隣にいるおまえも、いい加減助けたれよw
受付ではささいなおみやげものも。
ポストカードやクリアファイル、ストラップ、マグカップなど。
安いけど、カブトガニポストカードって送られてどうなん?w
カブトガニ博物館の520円が高く感じられ、昼ごはんは丸亀で安く済ませる。
初のうどん・ご飯のコラボで400円(*´v`*)
どっちがどっちかわからんやろーwww
少し走って広島入り。距離が短いからと油断していたら風が強すぎて泣ける。
撮った写真整理しながら、風がおさまるのを待とう。
結果的にいえば、これが大失敗であった(´;ω;`)
風がおさまるどころか、少し強くなっている。
しかも気温が下がって雪が降ってきた。
これは予定通りに着くのは不可能やで...(´;ω;`)
追い打ちをかけるようにバイパス道路出現。
車専用だからチャリは迂回しないといけない。地味にうっとうしい。
恒例のノンストップノンおしっこで激走。
しまなみ海道は次回渡るから今日の日はさようなら。
ということは、しまなみから先、ここからはもう通らないつもりで
観光場所があれば随時寄らなければならない!!!
尾道駅は近代的な感じ。
この時点で残り距離が長く、明るい時間に到着するのは無理になった。
実家の湖西線と同じ車両にテンションがプチアゲやでぇ!!!
2号バイパスを避けて選んだこの県道75号が今日最大の失敗だったかもしれない。
20kmほど平地で川沿いを走って安心していたら、
最後の最後、道の駅の手前で標高200m近い8%の激坂峠。
指先・足先が凍りそうなのに顔・体から噴き出す汗。
途中で押したが冷気で手足が砕けるかと思った(´;ω;`)
無事に道の駅に到着。近所のスーパーで半額のおはぎ・草もちを買う。
1パック100円やで、恥をしのんでいっぱい買うやろw
+-+-+-+-+
のんびりしすぎたら痛い目を見るという典型のような日だった(´;ω;`)
今もそのスーパーでブログ書いてるが、外に出ると寒いんだろうなぁ。
1,2月の山陰が地獄のように寒いというアドバイスを各所からいただき、
沖縄滞在日程を再検討しているところ。
12月から3月末くらいまで滞在し、3/10の京都マラソンは飛行機で人間だけ移動。
このプランでいくと、スカイマークの往復飛行機代+1泊つきの旅行プランが
22000円くらいであるため、船でチャリごと往復するのと比べると半額で済む。
早期割引などもあるから、雨で停泊する日などにあらためてじっくり考えたい。
最近の朝晩の冷え込みからさらに寒くなると思うと
口からエイリアンが飛び出してしまう(´;ω;`)