オオグソクムシやカブトガニだけがメインではなかった!!!

奥に大型水槽と、手前に何やらプール状の水槽がある。少し生臭い。

タッチングプールというらしい。なになに?ヒトデ?ウニ?ナマコ?

!!!!!!!!!!!!!!!
キモすぎて言葉を失う(´;ω;`)

顔よりもサイズの大きいヒトデ、うんちより太く長いナマコ、
キモいのがウヨウヨいてタッチングしたいと思わない...(´;ω;`)

このプールに10分間入れって言われて、いくらなら入る?
1万円でも断るわ...(´;ω;`)考えただけで背筋がぶるっちょするわ...(´;ω;`)

そのすぐ隣では平和なヤドカリ釣り。

糸の先にするめをつけた竿を水に入れる。

わーい釣れたー(*´v`*)
『釣ったヤドカリはタッチングプールにいれないでね!!!』という注意書きがある。
もし入れたら、ヤドカリが食い荒らしてしまうんだろうか。

この水族館で個人的にいちばん好きでおすすめなのがこの巨大水槽(*´v`*)
前半で、伊勢エビとウツボが共生していることは紹介したけど、
こっちの水槽のははるかに大きくて見ごたえ充分!!!

伊勢エビの仲間のニシキエビは1m以上で、食用というよりは観賞用になるらしい。

本来は沖縄で生息するオナガウツボは、たまに南紀でも捕獲されるんだとか。
まだ成長途中で小さいが、4mほどになる世界最大級のウツボ。

こちらも熱帯性だがすさみ町で捕獲されることもある、ニセゴイシウツボ。
成長して2mということだから、水槽内のは大人ってことか。

手と比べてみても圧倒的な存在感(・`д・´;)
こんなのが海に出てきたらと思うと怖くて海水浴行けんわ...。
昔、海が怖かったのも同じ理由やったしなw

ダイビングで出会っても怖いから、いまだにちょっと気が引けてしまう(´;ω;`)

だって...これやで...(´;ω;`)

海底でコソコソ残骸をあさるオオグソクムシちゃんがかわいく思えるわ(*´v`*)

と、こんな感じで1時間の水族館を満喫。
狭い館内でここまで楽しめるとは思っておらず、
和歌山のB級スポットとして自信を持っておすすめしたい。

そこからすぐ近くに恋人岬がある。
おっさん独り身やねんけど、いいんかなぁw

海にいくつかの島があり、高台から見渡せる。
しかしなぜ恋人なのか、どれがどういう意味合いなのかいまいちわからない。
駐車場も荒れて一部立ち入り禁止になっていたりと、
絶景を求めるなら別にここでなくてもいいような気がする。

楽しんだ後は、激坂を上り下りして行かないといけないんですからね(´;ω;`)
ブログでそのしんどさを伝えられる方法何かないかなぁ。
読んだら足がつって痙攣するとかwww

そんなとんでもないことを考えながら走ると気が紛れる。
すさみ海水浴場に到着。

周参見駅。なんか近代的な感じやけど昔からか?
小学校低学年の頃、連れてきてもらったのがこのすさみ町だった。
別荘があるからと一族で来た記憶があるが、誰の別荘で、どういう経緯で手にいれて、
なぜ一族で遊びに行ったのかなど、詳しい状況が全くわからなかった。
ただ、『別荘』という言葉は強烈に脳内に刻み込まれ、
以降すさみ町=リゾート地、別荘=非日常という感覚は今になっても残っている。

駅前にはスーパーもあり、駅も線路が何本かあり、この付近では栄えている方。
すさみ町滞在の目的は、エビとカニの水族館ともうひとつ、曾祖父母のお墓参り。
これは母から知らされてお参りを決めた。
別荘も、曾祖父母のゆかりがあったんだろう。

うちの祖母から詳しい墓の場所を聞くがいまいちわからず、
同じ苗字の墓があったからそこにお供えしようと思ったら、
先祖代々に名前がなく、しかもよその苗字と合葬されている。
まさかと思って確認したら違う墓だった。
後から曾祖父母の墓を見つけて無事お参りできたが、
危うく他人様のお墓を参った挙句、曾祖父母をほったらかすところだった(・`д・´;)

漁が盛んなすさみ町ならではの水族館だったし、
海が見渡せるという点では別荘地としての役割もしっかり果たしている。
肝心の別荘の場所は全然思い出せなかった。
入るなりアリが大量発生してたのは覚えているのにw

あのとき、海岸沿いの平地だった覚えがあるのになぁ。
町から出るとどっち方面も坂だらけだった。
そもそもどうやって来たのかすら、低学年の自分の記憶にない。

お昼を過ぎ、今日のもうひとつの一大イベント、白浜の露天風呂へと急ぐ。

繰り返す坂にも負けず、激しい向かい風にも負けず、
下り坂でも立ちこぎしないと進まない暴風に殺意を覚えながら。

天気がいいけど、風が強いとゆっくり見て走れない。
ちょっと横風が来るだけでも車体が大きく振られるから危険で、
雨よりも風の方がたちが悪い。文句言いながらぶつくさ走る。

雨は諦めがつくから停泊するけど、風はなまじ天気がいいから停泊に迷いが出る。
まー、今回は停泊しても不便な場所だから、進むより他にない。

30kmほど上り下りを繰り返しただろうか、
高台の上に見える観覧車は南紀白浜アドベンチャーワールド。

白浜町は温泉地・海水浴場として有名で、おみやげやさんも多く立ち並ぶ。

もちろん温泉や公衆浴場もいたるところにあり、
温泉のいいにおいが旅の疲れを癒してくれる。早く入りたい!!!

どこで入るかはもう決めてあるから、まずは白浜の白い浜っぷりを見てほしい。

あたり一面真っ白な砂(*´v`*)
夏場は海水浴客でごった返すが、冬場はイルミネーションでライトアップされるみたい。

差し込む光に反射する白い砂(*´v`*)
14時すぎに到着したから、みんなチェックインしてたり
おみやげやさんめぐりしてたりで忙しいのか、そこまで混んだ様子はなかった。

待望のお風呂はここ、露天風呂『しらすな』、なんと無料!!!
砂浜を見渡しながら露天風呂を楽しめる超人気スポットである。
もともとは海で泳いだあと露天風呂を楽しむ場所として設けられている。
夏場は100円必要なことと、入浴は水着着用なことを忘れないように。
水着がない場合は足湯だけでの利用も可能。

白浜を眺めながらの温泉はたまらんでぇ(*´v`*)
もちろん、ただのお湯ではなく温泉だから2倍気持ちいい。
硫黄のにおいと、少ししょっぱい温泉の味が疲れた体に染みる。
激坂の疲れがどんどん癒えていくわ...。

温度は42,3度でちょうどいい加減。
15時までの営業で、14時半には受付終了するから気をつけよう。
今回は寒いからか客は誰もおらず、ひとりで堂々と水着着て入浴した。

冬場に水着持ってくる人はおらんやろな...みんな宿泊場所の温泉入るやろーしw
といっても、これだけ海に近い温泉は他にない。ぜひ足湯だけでも行こう。

言い忘れてたけど、当然ビーチからも丸見え、道からも丸見え。
水着着てるからおっぱい丸見えにはならへんけど、ご承知あれ。
俺が入浴中、けっこう人から見られて恥ずかしかったぞwww
冬場に水着で入ってるのはさぞ不気味だったろうwww

1日の利用客も少ないのか、お湯は半面だけに張ってあった。
よく見るとハート型をしている。たぶん男女の区別はない。
30分ほど浸かって芯までぬくもったところであがった。
着替えた後も1時間くらいずっとほくほく暖かかった(*´v`*)

雪のような白浜を歩いて水辺へと足を運ぶ。

カップルは見せつけんなよ( ^ω^)
実際、カップルは半分ほどだった。
残り半分は女の子同士、女親子、老夫婦、家族連れが同じ割合かな。
男だけっていうのがいなかったのは温泉旅として妥当か。

白い砂と緑の海がきれいで旅の疲れをすっかり忘れる。
今日もほんまに疲れたなぁ(*´v`*)
イベント多いとブログ長いから、書くの大変やろうなぁ...(´;ω;`)

パンダといえば白浜というのも有名。
上野ではパンダの繁殖に失敗しているが、白浜では何度も成功しており
8月にも新しい子が生まれたばかりなんだとか。

時間に少し余裕ができたので、とれとれ市場でおみやげを物色。
南紀のうめぼしを20コくらい食べてクエン酸補充したw

解体ショーとか見ると、1500円のマグロの切り身が安く思えてくるからふしぎ!!!

先日、ズボンのおまたが裂けてちんちん丸出しになったため、ワークマンで新調。
ポッケがいっぱいついて1000円と激安!!!
手袋も服も意外に使い勝手がよく安いので重宝している。
なぜかポーズして撮ってみたが、想像以上に気持ち悪い(´;ω;`)
太ももが太くなりすぎて、もはや3Lじゃないと入らないという状態。
声かけてくれるおっさんにも『すごい足やな』と言われることが増えた。
イケメンモデル目指してるのに...(´;ω;`)

坂で疲れすぎたので、今日は丸亀でも何でもいいから
とにかく満腹食べたいと思っていたら久しぶりに吉野家発見。
チケットを持っていたので豚丼の大盛りを安くで満腹食べられた(*´v`*)

白浜からは比較的平地が続くと知っていたから安心して走る。
お風呂入ったから極力汚れたくないし、汗かかないように急ぐ。

道の駅到着は17時過ぎ。写真写りが明るいが、実際は真っ暗寸前。
チャリを置いて階段上の屋根があるところで寝るか迷い中。
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水族館、激坂、白浜温泉と詰め込んだ1日がようやく終わる。
お風呂できれいになり、4時間かかったブログもやっと書き終え熟睡できそう。
昨日も長編で終わったあと朝まで爆睡したし(*´v`*)
明日はかえる橋を見てから和歌山市を通り過ぎ、大阪入りする予定。