ミ( ﾟｗﾟ)彡 ＜午前のエントリー「地雷になった未来部」 でお伝えしたとおり、朴槿大統領の進める政府組織改変案は国会で停留しています。これを懸念した朴大統領は対国民談話発表で、信念を訴えました。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1361781415/310-311
310 名前：蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日：2013/03/04(月) 17:34:40.90 ID:Y3iZ064p
朴大統領"未来部は、信念であり国政哲学。野党は協力してほしい"(総合) 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2013/03/04/2013030400944.html
http://image.chosun.com/sitedata/image/201303/04/2013030400783_0.jpg
政府組織法の支障で国民に迷惑、憲政史上初
放送掌握の意図はなく、法的に不可能と一蹴
キム・ジョンフン辞退は本当に残念だ、人材をこれ以上挫折させてはいけない
朴槿恵大統領は4日、放送通信政策の融合を骨子とする未来創造科学部のスタートに、野党が前向きに協力することをもう一度促した。また、大統領府が提案した与野党トップ会談を、野党が受け入れることを要請した。この日のキム・ジョンフン未来創造科学部長官内定者の辞退表明に対しては、“私たちの政治現実に挫折したのだ。本当に残念だと考える”と心境を明らかにした。
朴大統領はこの日午前10時、このような内容の対国民談話発表で決然とした語調で、政府組織改編など国政運営の真正性を繰り返し訴えた。朴大統領は“我が国の経済がもう一段階跳躍して、質の良い雇用を創り出すには、科学技術と放送通信の融合に基づいたICTで成長基盤を用意しなければならないと考える”として、“(これは)私の信念であり国政哲学であり、国家の未来がかかっている問題だ。私は大韓民国の大統領として、国家の未来のためにこの問題だけは退くことができないという心情”と話した。このために未来創造科学部には、放送・通信政策の融合機能が必ず含まれなければならないと繰り返し強調した。
朴大統領は“野党が憂慮する代表的事案を多数受け入れた結果、多くの部分で原案が修正され、核心的で本質的な部分だけ残しておいた状況”として、“これがなくては未来創造科学部はうわべ（殻）だけ残るものになってしまい、未来創造科学部が作られる必要がなくなる。この部分がないことは受け入れ難い”と強調した。同時に“国民が出退勤中に道路で放送を見る世の中だ。すでに放送と通信が融合している現実下で、放送政策と通信政策を分離させていることであり、時代の流れにも逆行している”として、“これを通じて新しい市場とサービスを作り、質の良い雇用を創り出すという新政府の国政運営にも支障をきたすことになる”と批判した。
合わせて朴大統領は、未来創造科学部に放送掌握の意図があるという野党の主張に対し、“意図もなくて法的にも不可能だ。この席で国民に約束することができる”と一蹴した。続けて“地上波、編成、報道チャンネル規制を全て放送通信委員会に残すことにしていて、ニューメディア放送事業者が報道機能を持つことは今でも法で禁止されている”として、“それだけでは不足するという意見を受け入れて、ニューメディア放送事業者が報道機能を持つことをさらに厳しく制限する案を提示した”と説明した。“すでに数多くのソーシャル メディアとインターネット言論が多数あるが、放送を掌握することに何の意味があるのか”と反問して、“過去の枠組みから抜け出すことができないまま、政治的問題としてこの問題を縛っておいてはいけないだろう”と強調した。
朴大統領は談話の冒頭で“今日は新政府が発足してから一週間になる日だ。山積した懸案と国民の生活の問題を解決しなければならないこの時期に、私は今日真に残念で申し訳ない気持ちで国民の皆様の前に立った”として心境を明らかにした。続けて“私たちが克服しなければならない懸案と、国民経済が脅威を受けている状況で、新政府スタートから7日経ってもく政府組織法が通過せず、国政に深刻な支障が発生している。このことは憲政史上初めてのことだ”と嘆いた。
引き続き“新政府が国政運営でどのようなことも進められない現実で、与野党代表との会合を通じて前向きの対話期待したがそれも受け入れられない状況に対して、大統領として心配と責任を感じる”として、“国会は国民のために存在するもので、大統領もその責任と義務は国民の安全を守るためのものなのに、国民の皆様に心配かけて差し上げて非常に申し訳ない”と話した。
野党に対しては、未来創造科学部に関する論議に前向な立場へ転換することを要請した。朴大統領は“政府組織改編案処理が遅れてしまえば、我が国の経済を新たに押しすすめる成長エンジンまで遅くなってしまい、良い雇用を作る機会も消えている”として、“その被害は国民が被ることになるだろう”と憂慮した。続けて“私は国民の人生を心安らかにして差し上げることこそが政治が存在する理由であり、最高の価値と考える”として、“ぜひ経済が再び生き返るように願う国民に対し、政治が力を集中するためにもう少し前向きな方法で希望を与えてくれるようにお願いする。与野党が額を突き合わせて議論することができるように、大統領府面談要請に応じてほしい”と注文した。
朴大統領はキム・ジョンフン未来創造科学部長官内定者の辞退に対して、“私たちの政治現実に挫折を感じて辞意を表明したもの”として、“本当に残念だ”として物足りなさを現わした。 “今後私たちが新しい時代をひらいて国家競争力を高めるには、人的資源が最も重要だ”として、“このために人材が入って来るならば、能力を最大限に発揮できる政治的環境を作らなければならない。祖国ために献身しようとする人材をこれ以上挫折させてはならない”と声を高めた。
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ミ( ﾟｗﾟ)彡 ＜信念は結構なんですが、国務総理以下は誰も決まらず、肝いりの未来創造科学部長官候補者が辞退していることを反省したほうが良いのではないでしょうか。そんなことをやっているうちに、人事空白はさらに猛威を振るっています。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1361781415/313
313 名前：蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日：2013/03/04(月) 18:11:04.69 ID:Y3iZ064p
'首脳部空席'企画財政部、経済政策への支障を憂慮 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2013/03/04/2013030401772.html
与野党の対立によって朴槿恵政府の組織改編案処理が遅れていることから、経済総括部署である企画財政部首脳陣が事実上空席状態に陥った。これに伴い、臨時国会会期末である5日までに政府組織改編案が通過されない場合、景気低迷を克服するための新政府の経済政策実行に、大きな支障が避けられない展望だ。
4日企画財政部によれば、ヒョン・オソク経済副総理兼企画財政部長官内定者に対する、国会人事聴聞会の日程も決まらないまま、長官級である国務調整室長に任命されたキム・ドンヨン第二次官はこの日から総理室へ席を移した。予算と経済政策調整を担当する第二次官の席は、後任が任命される空席になった。
物価・為替レートなどマクロ経済の懸案を担当するシン・ジェユン第一次官も、2日に金融委員長に内定したため、実質的な業務推進が難しい状況だ。聴聞会など金融委員長候補としての準備作業が必要なためだ。シン次官はこの日、政府世宗（セジョン）庁舎で開かれた幹部会議を主宰し、“金融委員長聴聞会まではまだ時間が残っているので、企画財政部と金融委員会の懸案を副業として同時に進めていく”と明らかにした。
先月、明洞（ミョンドン）銀行会館にオフィスを用意したヒョン・オソク経済副総理兼企画財政部長官内定者は財政部職員から主要業務報告を受けているが、公式就任がまだのために意志決定ができない状態だ。
財政部は当分、パク・ジェワン長官とシン・ジェユン第一次官体制で運営するという方針だ。しかし財政部の主要な意志決定者である第一・第二次官の業務空白まで生じていることから、内部では憂慮の声が高まっている。
シン次官はこの日の幹部会議で、“第二次官も総理室に移るので、重要な事項はヒョン・オソク副総理内定者にも報告して、業務が連続性を持てるようにしてほしい”として、“世界経済と我が国経済のいずれも難しい状況で、室・局長が中心となり業務に几帳面に臨んで欲しい”と要請した。
朴槿恵大統領が‘民生物価’に力を入れるように強調したことから、これまで長官主宰でなされた‘物価対策会議’も、当分次官級会議で運営される。シン第一次官は8日に政府中央庁舎で、新政府で2回目の物価対策会議を主宰する予定だ。
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ミ( ﾟｗﾟ)彡 ＜2月27日のエントリー「二人っきりでどこまで行くの内閣」 では決裁権限を取り上げて、長官が決済すべき案件を次官が処理することは出来ないとしたのですが、ええ、まさか次官まで空席になるとは思っていもいませんでした。
さて、韓国が直面している政治上の問題は、政府組織改正案処理をめぐる与野党対立で長官などトップ人事が滞っていることと、その影響で国会で審議されるべき法案まで停滞してしまっていることの二つです。その法案処理が滞っているために、早速景気対策にも問題が生じてきました。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1361781415/315-316
315 名前：蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日：2013/03/04(月) 19:11:52.68 ID:Y3iZ064p
戦って夜を明かした国会、取得税減免延長は法司委で昼寝 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2013030415562205726
不動産取得税減免延長案が先月20日に国会常任委を通過したが、10日経った今も依然として国会に停留させられている。国会法司委は4日に全体会議を開いて、ファン・ギョアン法務部長官候補者の人事聴聞経過報告書を採択したのに続いて、警察官職務執行法改正案など24件の案件も処理した。
しかし、取得税減免期限を6ヶ月延長して減免恩恵は1月1日から遡及適用する内容の、地方税特例制限法改正案は案件に上がることもなかった。2月の臨時国会が5日で終了する予定なので、5日午前中に法司委を通過して本会議へ上程処理されることができなければ、2月国会では失敗に終わることになる。
地方税法案が法司委に上程すらされないことに対してセヌリ党は、民主党所属パク・ヨンソン法司委員長を強く糾弾した。行安委のセヌリ党幹事であるファン・ヨンチョル議員は国会政論観で会見して、"行安委小委員会と全体会議で与野党全員一致に苦労した重要な民生法案が、法司委で審議さえなされないことに慨嘆を禁じえない"と話した。彼は"パク・ヨンソン法司委員長が政府組織改編案と地方税法案を連係して処理しなければならないという立場から、審議から除外したということに茫然自失した"として、"パク委員長は明日(5日)にも法司委を開いて、この法案を処理しなければならない"と主張した。
先立って同党シン・ウイジン院内スポークスマンは懸案ブリーフィングで、"住宅取得税減免延長法案は低迷している不動産景気を回復させると同時に、庶民経済を生かすために与野党とも大統領選挙の公約として前に出していたもので、先月には所管常任委員会である行安委を通過したことから、国民が期待してきた民生法案だ"として、"それでも今民主党は法案の上程さえ妨げている"と話した。同時に"民主党は民生法案の足首をつかむことを直ちに中断して、法制司法委員会の議論を経て今回の臨時国会で必ず通過されるように協力するように願う"と促した。
これに対して国会法司委民主党幹事であるイ・チュンソク議員は、"民主党がこの法案に反対しているのではない"と話した。その一方で"両党幹事が上程を議論したが、法司委員長(パク・ヨンソン民主党議員)がこの法案に対して説明を聞かなければならないと話したほか、政府組織改編案と関連した法があるため、今後法司委全体会議で処理することにした"と話した。彼は"この日追加上程には問題があるということを、あたかも民主党が全てに反対するように話していて、事実関係と異なる"と話した。
イ議員は取得税減免案と政府組織法を連係したセヌリ党の主張に対して、"そうではない"と反論した。彼は"いずれにしろ本会議が政府組織法のために開くのか開かれないかも知れない状況では、法司委を通過したからといって法が通過するのではない"として、"与野党が次の法司委全体会議の時に上程することにすでに合意した"と話した。
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ミ( ﾟｗﾟ)彡 ＜この記事で取り上げている不動産取得税減免法案は、これまで何度も取り上げたように、昨年12月末で期限が切れる時限立法だったため、住宅・不動産景気対策として復活が強く望まれていたものです。常任委員会を通過したことから関連業界も希望が見えてきたと期待していたのですが、ものの見事に裏切られました。正確に言うと明日3月5日一杯は可能性があるのですが、この状況では一縷の望みすら残っているとは思えません。
それにしても昨年末から朴槿恵政府の経済政策はどんなものだろうと、てぐすね引いて待っていたわけなんですが、国会紛糾閣僚不在とはワタクシも目一杯期待を裏切られました。朴槿恵政府が発足して最初の金融通貨委員会で基準金利はどうなるのかとか、不動産景気対策として減税免税の処置はとるのか、それはどの程度のものになるのかと、乏しいカニミソが茹で上がるまで考えていたわけなのですが、どーしてくれるんですか!!
聞くところによると、李氏朝鮮時代の貴族たちも儒学(朱子学)の理念論争に明け暮れ、何も生み出さずに庶民から奪うだけだったそうです。何もそれが全部でもないでしょうが、経済とは実務です。生活そのものです。庶民のために、国民の苦しみを解決するために国会で早く決議をして欲しいという朴大統領の言葉も、すでに経済政策が取れなくなっている企画財政部の姿の前ではむなしい物でしかありません。信念、理念、理想、なんでも結構です。奇麗事を思う存分並べてください。それで韓国民が救われるのなら気の済むまでやればよい。
以前2ちゃんねるで、朴大統領(その時は当選者でしたが)を指して「クーデターで政権を襲った父親と、クーデターで追われる娘」と呼びましたが、これが冗談では済まなくなってきた予感すらする今日この頃です。
おかげさまで、ブログランキングで登録しているニュース(全般)、社会・経済ニュース、海外ニュースの３分野全てで上位を維持しています。多数のかたがたに読んでいただけるのは嬉しいことです。
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