実家に帰る前に神宮球場に寄ってみた。


ハンカチ君こと斉藤投手が先発ということで早大-法大の一戦 は観客28,000人の大観衆(17年ぶり28,000人熱狂!スポーツ報知


学生時代からよく神宮には足を運んでいたけど早慶戦以外でこんなに観客が入っていたのは初めて。 


今シーズンの早慶戦はすごいことになりそうです。


個人的には斉藤投手と同じくらい三塁塁審のA木さんに注目。


このA木さん、私の高校野球部OBで、自分が高校生の頃、教育実習にやってきていろいろ指導してくれた人なのです。当時から六大学野球の審判をやっていて、「六大学のうまい選手はこうやるんだぞ」とか言って秘技を教えられました。(ハイレベル過ぎて習得できず)



昨秋、A木さんに会う機会があり興味深い話を聞いた。


「六大学野球の主審はストライクを広く(甘く)とる。厳しくすると投手が真ん中ばかり投げ、投手が育たなくなるからだ。」


教育論的にも「上から厳しく押さえつけると子供は縮こまってしまって伸び伸びできない」ことと通じるとのこと。


そんなA木さんは現在開成高校野球部監督でもあります。(開成、頭脳生かし初の16強:2005/7/21日刊スポーツ



今日のA木さんは10年前と変わらず、機敏な動きで判定を裁いていた。


斉藤投手の投球をジャッジする日が来るのも近いはず。


そしていつか開成高校ではなく母校太田高校を甲子園に導いてほしい。



今日の神宮球場28,000人がハンカチ君フィーバーで盛り上がる中、そんな三塁塁審に注目していたのは私くらいだと思います。