中村けんです
室町にある室神明社で行われた、御櫃割(おひつわり)にお邪魔させていただきました
御櫃割は、豊作と家内安全を祈願する農業祭の行事です
この時期に行われる、西尾の秋まつりの一つでもあります
といっても、言葉だけだと内容が伝わらないと思いますので、当日撮った写真とともに、説明をさせていただきたいと思います
法被を着て並んでいるのが、厄年を迎える、室町の男性陣です
下の写真では、氏子さんから甘酒が振りかけられています。
そしてこの後、神前に供えられた、こわ飯が入った特製の御櫃が、厄年のみなさんに渡されます
御櫃を持った厄年のみなさんが、力を合わせ、回りながら御櫃のふたを拳でたたき割っています
これがなかなか固いらしく、結構時間がかかるんです
絶好のシャッターチャンスなので、カメラマンの数もすごい(笑)
御櫃のふたをたたき割った厄年の方が、こわ飯を手に取り、参拝者にもふるまってくれます
これを食べると、無病息災の効果があるそうで、僕もいただきました
報道機関のカメラを前にしてのショット
いい笑顔ですね
室神明社自体は、それほど広いわけではありませんが、この日は、人・人・人で、とにかくすごい密度
老若男女入り乱れての、すごい熱気と興奮を感じました
こうした、地域の伝統行事は、いつまでも大事に守っていっていただきたいですね