こんにちは。つかさです。
今回も、前回に続いて、喫煙する理由についてお話ししていこうと思います。
以前の記事、「喫煙する理由とは?」で、
あなたがタバコを吸う理由を挙げるとしたら、どんな理由でしょうか?
という質問をしました。
① 「ストレス解消のため」
② 「周りが吸っているから、付き合いで吸う」
③ 「口寂しいから」
④ 「仕事の合間など、気持ちの切り替えのため」
⑤ 「タバコがおいしいから」
⑥ 「やめる理由がないから」
この理由のうち①は、
1つ前の記事「タバコがストレス解消になるという誤解」で取り上げたように、
「喫煙によるストレスは幻想」でしたね。
タバコを吸ううことがストレス解消につながらない事、
タバコのからくりを理解していれば、
他の理由も矛盾していることがわかってきます。
この矛盾に気付けば、あなたは、完全にタバコを吸う動機を失い、
タバコを吸う事は、まるでカルト集団や、
占い師に洗脳されることのようだと、
自分を冷静に見つめ直し、
躊躇なく禁煙に踏み切ることができます。
それでは、残りの②~⑥を一気に解説していきます。
②「周りが吸っているから、付き合いで吸う」
もし付き合っている友人や家族、職場の人に喫煙者が多い場合、
なかなか自分だけやめるというのはつらいですよね。
私自身も、まだタバコの罠に気付いていない時は、
飲み会で周りが吸っているのを見て、
「あぁ、うまそうだ」と思い、禁煙を決意したのにも関わらず、
「また明日から始めよう」と言い訳していました。
ここで考えたいことは、他の人達はまだタバコの罠にかかっているということです。
「一本どう?」
「なんでタバコやめるの?」
「俺(私)は、やめる気がない」
といった声も聞こえてきて意志が揺らぎそうになりますが、うまくかわしましょう。
「タバコの罠を知らないのだな。。いち早く気付いて良かった」
と心の中でつぶやきましょう。
次に③「口寂しいから」という理由ですが、
確かに、タバコをやめると、いつも習慣的にタバコをくわえていたので、
しばらく落ち着かないです。
何していいかわからなくなる、という感覚になります。
しかし、口寂しくなったのは、そもそもタバコを吸い始めたからなのです。
非喫煙者を観察してみましょう。
タバコをくわえなくても、そわそわしません。
口寂しいからといって常にガムやアメを食べているかというとそんなことはないはずです。
当たり前のことですが、
ニコチンによって洗脳されてしまうと、
このような客観的な考えも難しくなってしまうのです。
禁煙して何日かは、
今まで当然のようにしてきた、
「タバコをくわえ、火をつけ、煙を吐き出す」
という習慣をしなくなるので、変な感覚に襲われますが、
「人間をこんな感覚にさせてしまう程、タバコって恐ろしいものなんだな。やめてよかった。」
と考えて、乗り過ごしましょう。
④「仕事の合間など、気持ちの切り替えのため」
これも、タバコがストレス解消にならないことがわかっていれば、
喫煙理由にならないことは明らかです。
気持ちの切り替えならば、深呼吸でも、水を飲んでもできるはずです。
⑤「タバコがおいしいから」
初めてタバコを吸った時のことを思い出してください。
苦くて、「なんでこんなものを吸うのだろう…」と思いましたね。
それが本来のタバコの味です。
慣れて、ニコチンによりドーパミンが強制的に出てくるために、吸う度に幸福感のようなものを感じ、おいしいと錯覚するわけです。
6.「やめる理由がないから」
このブログを見て頂いている方で、この理由が出てきた人はあまりいないかと思います。
吸えば吸うほど、出来るのならやめたい、とどこかで思っているはずです。
私もヘビースモーカーになってから、ずっとどこかで、
「やめられるもんならやめたい」と思っていました。
自分の心の叫びに正直になりましょう!
以上の様に、
タバコのからくりがわかっていると、
喫煙する理由が見当たらないことがよくわかります。
このように「気付く」ことで、
今後ニコチンによる禁断症状が出たり、何か物足りなさを感じたとしても、
「吸う理由がないのだから」と踏みとどまることができます。
また、周りでやめたいと思っている人がいる場合には、
このタバコのからくりと、
「喫煙する理由がない」ということを説明してあげてください。
人に教えることで、より自分が理解できるようになりますし、
何より大切な人にはタバコをやめてほしいですよね。
それでは今回も、最後まで読んでいただきありがとうございます。