マインドジャックのススメ その2 | 現役ゲーム屋てんちょーの気ままにゲームライフ!SP 妹付

マインドジャックのススメ その2

では早速『マインドジャック』の魅力をガッツリ語っていこうと思う。


★魅力的なストーリーとキャラクター達!

『マインドジャック』の一番の魅力は、その独創的かつ野心的なゲームシステムだと僕は思っていますが、しょっぱなからそんな“濃い”ところから話しだして引かれてもいけない。

というワケで、まずは『マインドジャック』のストーリーを簡単に。


STORY
主人公の男は特殊機関の下っぱ構成員。
要人の女のボディガードの任務をこなすうちに事件に巻き込まれ・・・。



もちろんネタバレになる部分を伏せつつな説明なので、どうしても簡単にはなってしまうが…
これが全てである。
『マインドジャック』のストーリーの全貌なのである。

下手したら童話の桃太郎や竹取物語のほうが話の展開に起伏があるのかもしれない。

それぐらいわかりやすく、シンプルなのである。



それと。


賢明な方はお気づきかと思うが…上記のストーリー説明で僕は

と書いた。

無論主人公とヒロインの事である。

ではなぜ名前を書かず、男と女と書いたのか?

そう、実は・・・

僕はヒロインはおろか、主人公の名前も覚えていないのである!!!


もちろん、僕は何度も言うようにこのゲームが好きだし、クリアも当然している。

だがクリアするまでに登場人物の名前が誰一人頭に残らなかったのである。
クリアするまでに何度か説明書開いて、「コイツの名前なんだっけ?」って調べたりもした。
僕ももういい歳で忘れっぽくはなっているが、まだまだアルツハイマーではない(と思う)。


僕は今までいろんなゲームで遊んできたが、最後まで結局名前すら覚えれなかったゲームはこれ1本だけだ。


それほどまでに影の薄い主人公&ヒロイン。

これは僕の盲目的ポジティブ思考でいくと、
狙って作られたキャラの薄さ
なのではないかと考える。


次回の記事で書くつもりだが、このゲームのシステムの肝はパッケージ裏のキャッチコピー通り、
「ゲーム内に存在する、ほぼ全てのキャラクターが操作可能な新感覚アクション」
である。

わかりやすく言うと、味方はもちろん、敵キャラや関係ない一般市民に乗り移って戦闘を有利に進めたりするゲームなのだ。

もっと言うと、主人公はチャプタ―とチャプタ―の間を移動するためだけで、一旦戦闘が始まってしまえばさっさと乗り捨てても全然良い。

メインキャラ特典としては、敵キャラや市民と違ってやられてしまっても、誰かが回復さえしてしてくれれば無限に生き還れるくらいで、これといってキャラそのものに思い入れが持てないのである。


だがこれは、
キャラにそれほど愛着が持てない方がプレイヤーが躊躇なくいろんなキャラに乗り移れ、ゲームを楽しめるのではないかという開発者側の配慮
なのではないかと、盲目的ポジティブ思考で僕は受け止めている。



さすが「神ゲーに限りなく近い、ダイヤの原石ゲー」。

今のゲームにありがちな、キャラの造形や萌えに媚びたりすることなく、ゲームそのもので勝負するホンモノっぷりがうかがえる。




次回の更新では、僕がこのゲームに魅入られたゲームシステムの部分を語ろうと思います。



マインドジャック 公式サイト
http://www.square-enix.co.jp/mj/