KEN-ELT図書室:ビルバオ(スペイン)
こんにちは!東京・大田区にある
KEN-ELT英語学習専門校
(http://www.ken-elt.jp/ )の代表Kenです。
さて、梅雨明けも間近に迫っていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ワールドカップも終わってしまいましたが・・・
今回も引き続き、
「ワールドカップ南アフリカ大会記念」
といたしまして・・・
「KEN-ELT図書室」ではずばり・・・
今大会優勝国・
スペインのビルバオ
を特集いたします。
*この飾り皿は、KEN-ELT図書室の本棚の左上にあります。生徒さんがイスに座ると、すぐ目の前に見える位置にあります。これは、スベインのバスク地方の中心都市ビルバオの、キリスト教グッズの専門店のようなところで購入しました。
さて、まずはいつもどおり、
*第一印象:☆☆☆☆(5つ星が最高)
皆さん、スペインというと・・・
闘牛、フラメンコ・・・
を思いつくと思いますが・・・
私が訪れたスペインのバスク地方はというと・・・
実は、これらとは”無関係”なところです。
バスク地方は、スペインの北東部の、フランスとの国境に近いところ
にあるのですが・・・
スペインの中でも、かなり特殊な地域です。
正式には、
「バスク自治国(The Basque Country)」
と呼ばれ、スペインという国家の中にある自治地域なのです。
私がここを訪れたのは・・・
中心都市であるビルバオの旧市街の建築
に興味があったためです。
「出窓」が特徴で、色とりどりの枠で縁取られています。
建築のためにわざわざ?
と思われる方もいらっしゃると思いますが・・・
私にとって、「建築」は旅先を決める最重要項目なのです!
それゆえ、予想通り、訪れたビルバオは、大変美しい街でした。
*交通の便:☆☆☆☆
バスク地方へのアクセスですが・・・
私の場合、丁度ヨーロッパ周遊をしていた時だったので、
飛行機で、ドイツのフランフルトから入りました。
ドイツやフランス、イギリスからのフライト
は多いようですね。
陸路で行くのであれば・・・
フランスからになります。
フランスのボルドーから車か鉄道
ということになるでしょう。
実は、フランスの北西部も合わせて、「バスク地方」と呼ばれており、
バスク地方で話されるバスク語はというと・・・
フランス語とスペイン語
にかなりの影響を受けているそうです。
確かに、聞いた限りでは、私にはスペイン語にしか聞こえませんでしたね。
ただ、言語学的には・・・
日本語と同じく、”系統不明”だそうです。
*英語通用度:☆
英語ですが・・・
予想されうるように、正直ほとんど通じません。。。
バスク地方自体、観光で行く方はあまりいないので(笑)、英語が通じないのも無理はないと思います。
英語表記があるバル(スペインのバー)に行きましたが・・・
誰も英語を話せませんでした。(笑)
確かに、その英語表記には、英語教師という立場から見て、明らかに「誤り」があったのですが。。。
なので、少しのスペイン語を学ばれていくことをおススメします!
中心都市ビルバオは、スペイン語を話す人が多いようです。
ただし、さらに田舎に行くに従い、スペインの旗は減り、バスクの旗とバスク語表記が多くなります。
例えば、海岸沿いのリゾート地である
サン・セバスチャン
はバルの多さでも有名ですが、バスク率が高いですね。
*文化:☆☆☆☆
文化レベルは・・・
かなり高い
といえると思います。
実際、ビルバオは、スペインの芸術都市として、
ニューヨークのグッゲンハイム美術館の分館がありますし、
街並みをみても、いたるところに芸術的な香りがします。
歴史保存された「旧市街」と
現代文化を象徴する「新市街」
が絶妙にマッチしたこれからのヨーロッパの代表都市になりえる素質をもっていると思います。
また、この地方で忘れてはならないのが・・・
「ピンチョス」と呼ばれる小皿料理
ですね。
スペインの小皿料理として有名な「タパス」
と違うのは、
このピンチョスは、
小さいパンの上に具をのせて食べる(なぜ、ここだけ赤字?(笑))
点です。
バルによって、種類も豊富で、かなりおいしいです!
それでは最後に、ビルバオを紹介したビデオクリップをご覧ください。
Title: Bilbao Turismo
Bilbo, Euskadi(バスク語) /
Bilbao, Pais Vasco(スペイン語)
http://www.youtube.com/watch?v=_d_ntgLNjoI&feature=related
*クリックしますと、YouTube動画につながり、映像と音楽が流れます。