ありがとうございます
ランナーズニーを克服し、
フルマラソンを完走する
超人栄養学実践男こと
海老原です
前回速報にてお伝えした通り、
12月2日に参加したカリフォルニア国際マラソンで
前回記録を22分縮め
4時間5分31秒で完走しました!
↑ 因みに、写真に少し写っているガンタイムは
4時間8分22秒でした。
↑ 今回は30回記念という事で、物理的な完走メダルに加え、
この様なfacebookなどでシェアしやすい
デジタルメダルも配布されました
既にマラソン大会から10日が経ちました。
この間、腹筋は続けて行いましたが、
走りは完全休養し、風呂に入ってマッサージをしたので、
ほぼ完璧に筋肉痛や疲労も取れました。
ありがとうございます。
私のランコーチは、来週から少しずつ
走るメニューが入れてきています。
次のレースは未だ決めていませんが、
2013年の5月後半に仮設定して
更なる進化を目指します!
と心を新たにした所で、
今回のレースで感じた事や
更なる進化のために感じた事を
皆さんともシェアしていきたいと思います。
感想やアドバイスがありましたら、
コメントやメッセージからお声をお寄せ下さい!
進化のポイント1:脳の鍛錬
前回お伝えした通り、今回のレースは嵐の中でした。
↑レース前、ガソリンスタンドの屋根の下で、
雨宿りするランナー達
↑ 雨対策として帽子を深めにかぶり、
そしてそれが取れない様にバンダナで後頭部を隠しました。
それからビニール袋に穴を空けて上半身かぶっています。
何だかキャディーさんみたいだな・・・と思いました。
スタート地点に発つ前から、
寒いし足はビチョビチョだしということで、
記録を狙って走れるのか
いや、そもそも完走できるのか
と不安なままスタートしました。
そして、殴りつけてくる雨に心が折れました。
1マイル(1.6km)地点を過ぎる前に、
すでに「早く帰りて~」と思いながら走っていました。
ラッキーだったのは、
スタート地点から数マイルは比較的緩やかでしたが、
下っていた事。
足はビチョビチョにはなりましたが、
走りは想像していたよりも悪くなく、
だんだんいつも練習してる様な感じになっていきました。
そうしているうちに、5マイル(8km)地点で、
「4:10」というプラカードを持った
ペースランナーを発見しました。
「4:10」というのは、
4時間10分ペースで走るという事です。
私の今回の目標タイムは4時間11分でしたから、
「今日は無理せずこのペースランナーに
出来るだけついて行こう」
と思ってくっ付いていきました。
↑ ランコーチで当初予想していた4ヶ月後(12/2)の完走予想タイム。
クリックすると拡大します。
悪天候なので、無理は禁物。
そう思って4:10のペースランナーに
15マイル(24km)地点ぐらいまでくっ付いていきました。
目標タイムを決めて走っている場合は、
このようにペースランナーについていくのが楽です。
特に、今回の様に悪天候の場合は、
モチベーションの維持がしにくく、
ケガや風邪を引きたくないので、
ちょっとした事で弱気になってしまいます。
無理はしては行けないと思うのですが、
「無理しない様にしよう・・・」という感じの
弱い心が出てきてしまうと、
どんどんブレーキがかかってくると思います。
とはいえ、フルマラソンはゴールまで4時間近く、
或はそれ以上ずっとモチベーションを
維持しなければ成らないので、
必ずどこかで心の弱さが出てきます。
今回改めて思ったのは、
ペースランナーにくっ付いていくと、
余計な邪念が生まれにくいので、
弱い心が生まれませんでした
そうやって目標ペースをある程度維持していると、
心に余裕が出てきて、今までやってきたトレーニングを
いろいろ思い出し、その成果をどんどん感じてきます。
例えば、この記事でもよく書いている、
7つのドリルの中にある尻蹴上げ。
(キック・バット=Kick Butt)
足の蹴上げがきちっとお尻に付くぐらいまで上がっていると、
前傾姿勢が保て、歩幅が大きくなるので、
自然とスピードが上がりやすくなります。
これを普段の練習で意識していたのですが、
レース途中でもちゃんと出来ているかどうか、
チェックする余裕がありました。
これは、ペースランナーに付いている事によって
弱い心が出てこなかったからだと思います。
そして、15マイル地点にさしかかった時、
4:10のペースが少し遅く感じられる様になりました。
天候は悪いし、足下も最悪のビチョビチョなのに、
心は走り始めと違い余裕がありました。
「4:10はちょっと遅いな・・・。
でも、このペースで行けば最後スピードアップして
4時間切りも十分行けそう」
初め弱気だった私ですが、
ペースランナーにじっと付いている間に、
だんだん調子が出てきて強気に変わっていきました。
16マイル(25.7km)地点の給水所にさしかかった時、
水を取っている間にペースランナーを見失ってしまったのですが
焦らず上がってきた調子を維持する様に
更に走り進めていきました。
すると18マイル地点(29km)で、
4:00のペースランナーに追いつきました。
どうやらペースが上がっていた様です。
このまま22マイル(35km)地点まで
4:00のペースランナーについていきました。
最後、このペースランナーを振り切れば、
目標タイムの4時間11分はおろか、
夢の3時間台での完走(サブ4)で完走できそうです。
既にスタートしてから、
3時間近くが経過していると思うのですが、
雨は相変わらずドシャドシャふっています。
でも、私の調子は天候とは裏腹に、
絶好調です。
ですが、さすがに23マイル(37km)地点で
疲労が出てきました。
いままでの2大会では
途中エネルギー切れを感じてナッツを食べたのですが、
今回は特にエネルギー切れを感じませんでした。
これは2月からずっと続けてきて、
そして11月から精度を高めた超人栄養学と、
ランコーチのアドバイスに従って、
スタート前に5分間の軽いダッシュをしたお陰で、
脂肪燃焼が進んだ成果だと思います。
走っているうちに腰に巻いている
ウォーターボトルのベルトが
徐々に緩くなっていくのを感じていましたので・・・
このまま最後までエネルギー補給をしなくても
完走できそうな気がしましたが、トイレで小を済ませた時に、
念のため持参したナッツをかじりました。
↑ 腰に巻いたウォーターボトルホルダーのポケットに
財布(名刺入れを利用)や補給用ナッツを入れました。
幸い24マイル(38km)地点にさしかかった所で、
雨が上がってきましたが、疲労は抜けず、
なかなかペースが上がりません。
トイレに行った際にペースランナーとはぐれてしまったので、
疲労とともにそれ以降ペースが遅くなっていく気がしましたが、
4:10のペースランナーには抜かれてないと思ったので、
このまま一定のスピードで残り2マイル(3.2km)を
走りきることにしました。
そうすれば、目標時間の4時間11分は
達成されると思ったからです
無理すればペースを上げる事は
不可能ではないと思いましたが、
これまで嵐の中を走ってきたので、
感じている以上に疲労していると思ったので、
無理をするのは止めました。
なにしろ目標タイムはクリアしている
と思われたからです。
実はこの時点で確証はなかったんですが・・・
何となくそういう気がしていました。
これは強い心で走り切ってきたからだと思います。
そして無事フィニッシュ
冒頭の写真の様に、
フィニッシュラインを超えたときの
電光掲示板は4:08:22を示していました
目標達成!
今回、スタート前に軽くウォームアップをしたり、
トイレに行っていてスタート時点で、
私はかなり後方にいました。
なので、
正式なフィニッシュタイムは分かりませんが、
4時間8分22秒よりも速い事は確実なので、
目標達成を確信しました
↑ フィニッシュゲートの背後にある、カリフォルニア州議会堂。
かつてはシュワルツェネッガー知事(元)が
この建物周辺で働いていたんです。
進化のポイントは他にも
進化のポイント2:マラソンフォームとトレーニング負荷
進化のポイント3:超人栄養学は効果絶大
今回は長くなったので、
これらは次回にしたいと思います。
では次回をお楽しみに!
最後までお読みいただき
ありがとうございました!
追伸1:
4時間5分31秒の人がランコーチでトレーニングした場合、
4~6ヶ月後の完走予想タイムは、
なんと!どど~んと、3時間49分48秒です
追伸2:
明日から東京に行きます。
以前予告した通り、12月17日(月)にランコーチの説明会をする予定です。
ご興味ある方は、左上のレポートやアンケートに書いてある、
連絡先までご連絡下さい。