~狩人の軌跡 partⅡ 第4章~アーンド・・・・・ | 毎日きびきび

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遂に大学生。
気を引き締めていきたいですね。

これまで出会えた全ての人に感謝を。
これから出会っていくであろう全ての人に感謝を。

こんばんわ!!


先日、中学校生活最後の体育大会がありました!!


結果は・・・・・・・・3位・・・・


でも!去年はビリだったんだから、凄いことっす!!


大縄跳び!

男子が去年にも見たことがない、驚異の49回達成アップアップ


ですが、女子が29回・・・・・


合計は・・・・1位にわずかに足りず、2位



8人9脚!!

女子が1、2位を争うような速度でがんばったんですが、男子がしくじってしまい、4位・・・・・



2人3脚!!!(俺の出場競技)

前半はちょっとやばかったんですが、メッチャ速いコンビ×2ががんばり、アンド、他のクラスがバトンを落とす、足を結んでいたバンドがとれるという奇跡2連発がおこり、


な、な、な、なんと!!!1位!!



ローハイド!

練習では絶好調!!これはいける!と思ったのですが、全員力が入りすぎてしまって空回り・・・


結果は・・・・・・4位・・・



800mリレー!!

女子が遅く、男子のエース達(全員100m13秒台)が頑張ったのですが、ダントツのビリ・・・・・



全員リレー!!!!

練習では、1回もほかのクラスを抜かせなかったのですが、本番でなんと!

2位でした!!



~番外~

全校綱引きがありました!!

結果は・・・・・1回戦敗退・・・・・


ちなみに、3年生全クラス中3クラスが1回戦敗退…・


残った1クラスも2回戦敗退・・・・・


ついでに言っとくと、3年生が負けた原因は、2年生っす!!

こっちは30人ちょっとしかいないのに、むこうはクラス替えのカンケーで40以上います!!


勝てるわけがない!!

結局、準決勝まで残ったのがすべて2年生・・・・




さてさて!話は本題!!


連載?回目!!

「狩人の軌跡 partⅡ 第4章」のスタートでっす!!




狩人の軌跡 partⅡ 


第4章


状況は、思ったより良くはなかった。


理由は、戦闘の要であるアレキスが、突如音も立てずにやってきた2頭目のティガレックスの襲撃による負傷したことだった。


3人は今エリア5にいる。

ここなら、ティガレックスも入ってはこれない。


「・・・・・・ティオ、アレキスは目ぇ覚ました?」ソラが口を開く。


アレキスは気を失っていた。


ティオとソラの状態異常を狙った攻撃は、1頭を毒状態、2頭の視力を閃光玉で一時的に奪うことしかできなかった。


「・・・・はい。まだ・・・・・」ティオが暗い声で答える。


「じゃぁ、アタシ達だけで話を進めるよ。この後、どうするか・・・・・続行か、撤退か。なにしろ、依頼内容にない、2頭目の登場だからね。オマケに、うちの攻撃の要がやられた。真剣に考えてくれ。」ソラの目には、力がこもっていた。


状況と、全員の安全を考えれば、撤退だろう・・・・・


しかし、アレキスは絶対に納得しないだろう・・・・・



普通に考えて、1つのエリアで同時に2頭、それも攻撃の要なしでやれ、と言われたら誰だって無理と言うだろう。


しばらくの間沈黙が続き、ティオが口を開く

「・・・・アレキスには悪いけど、ここは撤退して、準備をしっかりしてきたほうが良いと思います。」


「わかった。やっぱりここは一時撤退しよう」ソラが言う。その目はとても悔しそうだ。


ティオが立ち上がろうとしたとき、

アレキスがティオの腕をつかむ。


「っな、アレキス!!大丈夫か!?」ティオが叫ぶ。


「っだと!撤退だぁ!?悪いがな!俺はぁ、ゼッテー嫌だからな!」アレキスが反論する。


アレキスはポーチから瓶を2本とりだし、1口で胃に収める。


「うおおぉぉぉ!!回復カンリョー!!」アレキスが叫ぶ。


”バシン!!”ソラのチョップがアレキスの後頭部にクリーンヒットする。


ソラが

「回復!じゃないわよ!ここは一時撤退!しょうがないでしょ!?」と怒鳴る。



「・・・・・・それは、アンタの意見か?それとも、指揮官としての意見か?」アレキスが後頭部をおさえながら尋ねる。


一瞬の沈黙の後



「・・・・・・・アタシの・・・・指揮官としての意見だ。指揮官として、狩りは続けるのは無理だと判断した。だから撤退する


そこに、今まで黙っていたティオが参加し

「で、でもさ!アレキスが大丈夫だって言ってんだから、続けようよ!」と意見する。



結局、ソラが根負けし、狩り続行となった。

条件付きで。

1つ、何かあったらすぐにでも撤退する

2つ、絶対に無茶な行動はとらない



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やはり、2頭が同じエリアにいた。



2頭のティガレックスが3人を発見するのと、ティオとソラが弓を放つのはほぼ同時だった。


2人の間をアレキスが走り抜け、右側に見えるティガレックスめがけてハンマーを振り下ろす。


「ギャァァァ!!」突然のできごとに驚いたのか、ティガレックスが怯む。


そこへ、激しい閃光が走り、2頭の目を潰す。


「うおおぉぉぉ!!」叫びながらアレキスがハンマーを振り下ろす。


巧みな体重移動を駆使しながらステップを踏み、連続攻撃を決める。


そのステップは、ティオが5年前に見たものと酷似していた。



ティオは後ろ脚、ソラは前脚を集中的に狙う。その間、新たに出現してきたティガレックスはノーダメージだ。



3人の武器ではティガレックスの尾を切り落とすのは無理があるが、自慢の破壊力で爪を砕くことならできるし、運よく腱に矢が刺されば、行動を制限できる。


絶妙なチームワークで、1頭目のティガレックスの体力を削り、視力が戻れば2頭同時に視力を奪う。


すると突然、3人の視界がゼロになる。


真っ白になり、何も見えない。


2頭目のティガレックスが爪を使って雪をえぐり、飛ばしてきたのだ。目が見えないのにも関わらず、ピンポイントで当ててきた。

凄まじい攻撃本能だ。

この吹雪では匂いもわからないにも関わらず、本能だけで雪を飛ばした。



3人とも、2頭目のティガレックスは『視力を潰されているから大丈夫』と思っていたから余計に驚いた。


甘かったのだ。野生の本能を甘く見すぎていた。


そこへ、視力を取り戻したティガレックス×2が同時に襲いかかる。

アレキスは武器を落とし、ソラは足をケガ、ティオは腕と足の装甲の一部が弾け飛んでいた。


2頭のティガレックスの攻撃の嵐にあい、何もできない3人。


唯一できるのは、直撃を避けることだけ。

完全に避けるのは無理だった。ホットドリンクの効果もとっくに尽き、回復薬もあとわずか。


そんな絶体絶命の状況を一変する出来事が起こった。



上空から竜巻が落下。

2頭のティガレックスを一撃で地に崩れ落とした。


3人があれだけ苦労したティガレックスを一撃で倒したのだ。


吹雪がさらに激しさを増す。


3人が雪にまみれ、凍傷になりかけ、薄れゆく意識のなかで見た姿。


4本の脚、2枚の鋼の翼、全身を鎧のように覆う鋼の鎧。


それだけを確認し、3人の意識が遠のいた。




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救護詰所



3人の中で一番早く意識を取り戻したのはティオだった。


「・・・・・・・・っあれ?ここ・・・は・・・・・・?」まだ意識がまとまっていないようだ。


「あっ!!大丈夫?ティオ!?」そう叫ぶティオのとなりにいたのは、リカと見知らぬ人だった。


顔はフードを被っているため、男か女かはわからない。


「・・・・っよぉ・・・・リカ姉・・・・・それ、と・・そっちの人は?」まとまってきた意識だが、体の節々が痛いようだ。

顔をしかめている。


「えっ、忘れてしまったんですか!?そんなぁ・・・・・ひどいですぅ!!」リカよりも可愛い高い声をしている。

女性らしい。


フードとった顔はティオがよく知っている人物だった。


「ミ、ミ、ミィナ!?なんでここに!?」と叫ぶティオはとてつもなく驚いている。



ミィナ

ティオと同い年で、修業中訪れた村の酒場の看板娘だったりする。

んで、ティオと親密な関係だったりなかったり・・・・・(笑)


父親は狩りに出て、そのまま行方不明、母親は病気で早くに亡くなった。

ティオ達とまったく同じ境遇だったこともあり、すぐに意気投合した。

修業中、ティオも心の底から笑った。

そのため、別れるときは悲しかった。



「あのぉ、村のみんなが、ちょうどコッチにくる用事があったらしくって、そのまま着いてきちゃいましたぁ!!」ティオと再会できたからか、ほおが赤い。


そこに、リカもティオも予想していなかった言葉が聞こえる。

「えっとぉ、それでぇ、しばらくの間、ティオさんたちの家に下宿させてくださぁい!!」




その後は大変だった。

驚く2人。

慌てふためくピュア(オトモアイルー)。

まんざらでもない表情のティオ。

そんなティオをぶん殴るリカ、ソラ、レナ、アレキス。



そして、リカから、兄であるバレルが生きていることを聞かされた。

手紙の最後の内容は読まないまま・・・・・・



結局、ミィナを下宿(しかもティオの部屋)させることになってしまったようだ。

2人して顔を赤くし、会話が盛り上がっているので、リカが割り込む余地がない。



3人が見たモンスターは「クシャルダオラ」と呼ばれる、古龍種に属するモンスターだということが判明した。



古龍種

生体不明

個体数不明

能力詳細不明

繁殖方法不明


そんなモンスターをまとめて、古龍と呼ぶらしい。


ティガレックスを一撃で倒した「クシャルダオラ」に対して、恐怖心とともにワクワクしてきたティオであった。



第4章  完


第5章へ続く!!!




どーでしたか!?

きっとみなさんは、2頭目は予測できなかったと思いますwwwwww


ティオの彼女(?)であるミィナの登場。


どんどん進む新展開!!


予告します!!

次回!新キャラ登場!!




ではでは、SEE YOU NEXT TIME (^-^)ノ~~



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