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2012-02-16 06:55:40

麒麟の翼

テーマ:感想メモ

ミステリ原作のドラマとか映画は実はあまり見ないのですが、

再放送の『新参者』のドラマを見ていたらボロボロ泣けて

『赤い指』も内容忘れていたら感動していました。


ということで

映画『麒麟の翼』を見に行ってきました。

被害者の父子と加賀父子の関係にまた泣けました。

加賀恭一郎は180cmほどの長身で、肩幅が強く、眉と目の間が狭く

彫の深い顔立ちということで、

もしかしたら阿部寛ははまっているのかも。

「ちなみに」というのは、

加賀が原作でもよく言っていただろうか…


『どちらかが彼女を殺した』とかドラマ化あるかな。

2012-02-12 23:00:51

雪の密室

テーマ:ショートショート

 あたり一面雪がつもった夜、小屋で人が殺されていた。

 小屋のまわりには足跡はなく、誰も出入りした様子はなかった。

 「これがある建築家が作った館だったら

抜け道とかあったりするんだろうけどな」とミステリ好きの刑事がぼやくと、

相棒は???という顔をした。

 「どうだ、霊感の鋭いお前のことだ、何か感じないか」刑事がひやかすと

相棒はぶるると体を震わせた。

 「な、なに、感じたのか」

 「いえ、寒いんです」

 「私が殺しました」

 「あ、犯人です。犯人が自首しました」

 「どこに。何も聞こえない。何もみえないぞ」

 「うしろです」霊感の強い刑事は、ミステリ好きの刑事の背後を指差した。

「幽霊が犯人だったんです」

 「だから、足跡がなかったんだな」とミステリ好きの刑事は納得した。

2012-02-08 19:38:55

赤い指 レイクサイド

テーマ:感想メモ

東野圭吾さんの『赤い指』『レイクサイド』を読みました。

再読です。


『赤い指』は、一人息子が

幼女を殺したところから話が始まる。

死体を公園のトイレに捨てたが、

加賀はいくつかの事実から疑いを持ち…。


ミステリとは違う点で驚きがあり、

加賀と父親との関係もラストには感動がありました。


『レイクサイド』は受験合宿で愛人が殺された。

殺したのは、妻。

合宿の親たちはそれを隠ぺいしようとして…。


『白夜行』のように、登場人物の内面を描かないサスペンスです。

意外な結末が待っています。

2012-02-06 22:59:26

眠りの森 悪意

テーマ:感想メモ

東野圭吾さんの『眠りの森』、『悪意』を読みました。

『眠りの森』は再読です。


クラシックバレエの事務所で起こった正当防衛による殺人。

しかし男の身元がわからない…。


捜査一課の若い加賀が活躍します。

ラストはきゅんとしました。


『悪意』は初読でした。

人気小説家を殺した元教師。

彼も小説を書いていた。

その殺人の動機の謎に加賀が挑む。


これはよく考えられています。

早いうちに犯人が逮捕されますが、動機がわからないままです。

小説家は「人間を描く」という言葉が

選考委員への批判になっているんでしょうか。

2012-02-05 08:33:09

大雪

テーマ:ショートショート

今年は大雪だ。

昨日雪かきしたのに。

凍った地面の雪は氷の塊のようだった。

道路脇には雪がうず高く積み上げられている。

裏道は雪で歩けないくらいだ。

朝起きたら、また数十センチ積もっている。

屋根にもすっかり雪が積もっている。

このままでは家がつぶれかねない。

「屋根雪を下さないと」と私は夫に言った。

夫はこたつの中に入ってテレビを見ていた。

体を丸めて年寄りくさい。

私を見るとめんどくさそうに頭を振った。

「大丈夫さ。家はつぶれないさ」

「でもテレビで見たわよ。屋根雪でつぶれてるの。

このままだとこの家、つぶれてしまう。

この家を建ててからずいぶん経つから」

「うーん」夫は嫌そうな顔をして視線はテレビの画面に釘づけのままだ。

「これが終わったら」

「お願いしますよ」


夫は二階の窓から屋根に出ると雪をおろし始めた。

嫌々やらされているというのが見え見えだ。

私は大きな雪玉を作ると夫めがけて投げつけた。

雪玉は夫の頭を直撃し、夫は屋根から転がり落ちた。

そして私が雪かきして露わになった地面の上に落ちると動かなくなった。

「あなた、大丈夫」

私は夫に駆け寄る。

夫は打ち所が悪くてもう息をしていなかった。

屋根雪おろしをしていて、誤って落ちて死ぬというのもテレビでよくやっている。

家でゴロゴロしているだけの粗大ごみが始末できてよかった。

若い頃ソフトボールをしていたことが、今役に立った。

雪玉の中には氷の塊が入っていたのだが。

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