好奇心の塊を自負しておきながら、公営ギャンブルと縁が無い僕。
ギャンブルにお金を消費することに意味を見い出せずにいた。
けれど、競馬には以前からある種のロマンを感じていたんだよ。
オグリキャップの引退レースには、伯母と一緒に興奮したもんね。
ギャンブルにお金を消費することに意味を見い出せずにいた。
けれど、競馬には以前からある種のロマンを感じていたんだよ。
オグリキャップの引退レースには、伯母と一緒に興奮したもんね。
国内に数ある競馬場において、最も大きい規模とされる東京競馬場。
最寄駅は、普段からよく使う京王線にある(僕の実家も京王線)。
好立地にありながら、本日、初めて足を踏み入れる興奮。
GIレースが開催される明日なら、とんでもない大混雑だろうが。
彼女も面識のある、僕の地元の腐れ縁が二名。
競馬が大好き(一口馬主のオーナー)が場内を案内してくれる。
今回訪れたのは「ラーメン優駿2017」である。
もう一人の友人は、ラーメンの為に遠征する程の愛好家なのだ。
炎天下の中、近くに工場があるサントリーのプレモルで乾杯する。
昼ビール(正確には午前中だが)に舌鼓を打つ。
それぞれが購入したラーメンを啜り、ため息をつく。
長蛇の列に加わってだけあって、自分のラーメンが一番美味い。
明日のメインレースに、直感やゲン担ぎを充てに馬券を購入。
もし当たったら、その資金を元手に彼女の母親を安心させてやる。
宝くじにしてもそうだが、買った直後は夢を見る。
ここ東京競馬場は、東京ドームの94倍の広さを誇る。気も大きくなる。