東京競馬場「ラーメン優駿2017」 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

好奇心の塊を自負しておきながら、公営ギャンブルと縁が無い僕。
ギャンブルにお金を消費することに意味を見い出せずにいた。
けれど、競馬には以前からある種のロマンを感じていたんだよ。
オグリキャップの引退レースには、伯母と一緒に興奮したもんね。
 
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国内に数ある競馬場において、最も大きい規模とされる東京競馬場。
最寄駅は、普段からよく使う京王線にある(僕の実家も京王線)。
好立地にありながら、本日、初めて足を踏み入れる興奮。
GIレースが開催される明日なら、とんでもない大混雑だろうが。

 

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彼女も面識のある、僕の地元の腐れ縁が二名。
競馬が大好き(一口馬主のオーナー)が場内を案内してくれる。
今回訪れたのは「ラーメン優駿2017」である。
もう一人の友人は、ラーメンの為に遠征する程の愛好家なのだ。
 

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炎天下の中、近くに工場があるサントリーのプレモルで乾杯する。
昼ビール(正確には午前中だが)に舌鼓を打つ。
それぞれが購入したラーメンを啜り、ため息をつく。
長蛇の列に加わってだけあって、自分のラーメンが一番美味い。

 

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明日のメインレースに、直感やゲン担ぎを充てに馬券を購入。
もし当たったら、その資金を元手に彼女の母親を安心させてやる。
宝くじにしてもそうだが、買った直後は夢を見る。
ここ東京競馬場は、東京ドームの94倍の広さを誇る。気も大きくなる。