光結晶のファイバー | けいのブログ

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雨上がりからお日様を期待しているのですが、駄々をこねているのか中々姿を見せようとはしてくれないf^_^;)


蝶の鱗粉の様に微細な穴の列が規則正しく並んでいたりする事を「フォトニック結晶」と呼ばれます。

特定の波長域の光が内部に侵入するのを阻止したりする。
例えば、宝石のオパールは微小なシリカ(二酸化ケイ素)の球が積み重なったフォトニック結晶で光を散乱するので、オパールは玉虫色に変化をします。

また、直径数百nmの中空の繊維が束になり、断面が六角形の蜂の巣に似た構造を参考にファイバーを作り、元の束に毛細管などのガラス繊維を混入して引き延ばすと、入射した光は周囲のフォトニック結晶から締め出された状態となり、特定の波長を透過しないクラッドを備えた光ファイバーとみなせます。

この構造は光の漏れが少ないので、今光通信に使われている光ファイバーよりも特性が良さそうです。

今の光ファイバーはきつく曲げると光を内部に閉じ込めている反射が弱くなり光が漏れてしまいます。

フォトニック結晶のファイバーは光を閉じ込めておくための反射を使用していないので、今の光ファイバーよりも光の減衰が低いので、より遠くまで伝達出来そうです。


そして、小さな領域に詰め込むことも可能なので、光チップも考えられるかもしれません!


これからの研究に期待しましょう(^-^)/