売れてないイラストレーターがLINEスタンプについて語ってみた #02 | キャラクターデザイナー澤田 圭の★サワダーランド★

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キャラクターデザイナー澤田 圭の作品と日々の出来事。

どうも



前回までのお話をまだ読んで下さっていない方は
是非そちらから目を通してもらえると、より分かりやすいかと思います!

第一章…自己紹介



さて、第一章で紹介した
耳男さんスタンプ。



第二章ではその現状について話していきたいと思います。



8月12日に発売した耳男さんスタンプの8月分の分配総額は
¥14,517でした。



これは
スタンプ代金である100円の50%が支払われることになっているので
実質売上は3万円弱



つまり300人程の方が今までにご購入下さったことになります。



ちなみに
LINEスタンプは売れたら売れた分だけお金をもらえるわけではなく
分配金が¥10,000を越さないと請求できない仕組み
になっています。

¥19,999しか売り上げなかった場合は実質¥0ということなので
とりあえずタダ働きにはならなかったくらいのギリギリのラインでした。



しかも40で割ると1イラストあたり¥362って事になりますね。くぅ…。

先日発表された 上位10名の売上は2000万円超えらしいので
1000分の1にも満たないです。

それもそのはず、本日9月8日現在
耳男さんのランキングは2340位なんですからっ!
(ランキングはコチラ で誰のでも確認できます)



どうやったら売れるんだーっ!
…と悩む前のも大切ですがその前に
LINEスタンプでは大きく立ちはだかる壁があります。

それは



現在クリエーターの登録者数は15万人。
実際のスタンプの登録数は3万件。

登録者のうち
プロが何人、素人が何人かという比率は分かりませんが
この数字が意味することは



…ということではなく



という意味にとらえています。


ん?どういうこと?と思うかもしれませんが
つまり



という人が
登録はしたものの市場に並ばなかった12万という数字に含まれているのです。

ですので40個描いて採用された時点で
既に数万人を追い越したと考えてイイと思います!
スバラシイ!



ということで一旦「上位に入る」ということは忘れて
次回の第三章では、まず数万人を追い越す為の
「リジェクトされない作り方」について話していこうと思います。


→第三章【スタンプを作るにあたって 前編】 に続く!!