福島入り 48度目 福島県飯舘村 TNRと給餌活動 7/17 1日目 | 愛ちゃんのブログ

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原発事故後は、福島の残されたペットへの
給餌活動の記事、脱原発の記事をメインに書いていました
今は熱海での活動や、地元でのTNRについて記録を残しています

福島県飯舘村 猫TNR活動と、餌やり7/17日

1日目



フクシマスペイクリニック(不妊手術専門病院)が開催された

開催期限が、切れた今でも、予定を延長して開催してくださっていて、大変助かっている


なぜスペイクリニックは素晴らしいか?

野良さんを何匹も保護して、

手術後何日も面倒を見てからリターンなんて、限界がある・・。


スペイクリニックの技術は、当日リターンできる術式。

野良さんでも、元気に走り去る、高技術の術式なので、飯舘などの、地にリターンするには、最適なのだ


この日は彼が一人で先発で、丸1日捕獲の為にまず、飯舘へ向かった。


早朝4:00開始。

山木屋で、まず1匹見た事のない猫さんを保護。


順調に見えた捕獲も、この後から大苦戦に・・。






仲間のボランティアさんからの情報で訪れたお宅も・・・

家の方がいらっしゃり色々話をきき、トラップを置くも・・

ます出てくる気配がない。


焦って何度も、彼からメールが入る。

時間ばかり過ぎるので、このまま置き、他をそっこうであたる。と。


1ヶ月前に、未手術の、茶虎が居た「猫王国」も・・・

フードは案の定、空で、ネコさんも、耳カット済の術済の猫さんしかいない。






そして、この付近のお宅に未手術の猫さんがいると、hibiさん情報いただき、先に餌をボックス給餌をしたようだ




補充していると、そこの住民猫さんが訪れた







このお宅に、いついている、猫さんが対象のようだ。

元からいる猫さんは2匹とも、手術済。


私に来たメールを見ると、もうすでに午前10時を過ぎていて、捕獲には厳しい時間にすでになってきた。


焦りのメールを何度も送ってきた

一人で任せて申し訳ない・・でも、捕獲率は私より高いから、何とか乗り切ってくれ!!と、

私は静岡から念を送ることしか、出来なかった




ここでようやく2匹目が、保護された

狙っていた未手術猫さんだ。






そして、追って給餌に来ていたhibiさんが、置いたトラップを、見ながら来てくださった。


すると、狙っていた母猫ではなく、初の八割れ猫さんが入っていて下さったようだ。


給餌場の大切さがよくわかる。

見ず知らずの猫さんにとっても、命の餌場なのだ



そして朝からまったく・・現れなかった母猫さんが・・

さすが、hibiさんの声で、出てきたそうだ!


やはり継続は力なり。

毎日毎日ご飯を運ぶ人を、猫達は、信頼しているのだ!


後にわかった。母猫さんは授乳中。

現れなかった子猫は、今月はどのみち、手術はできなかった




そして、今飯舘の入れる地区の中でもおそらく一番、放射線量の高い区域であろう「蕨平地区」


ここにも、未手術の猫さんがいるようで、訪れたようだ

ボックスも多数おいてくださってある


こういう地区は政府にいつ何をされるかわからない。

はやく繁殖を止めないと。




腰上あたりの、ボックス置き場のあたり。



地面に限りなく近い位置。








蕨平地区には、こうやって様々な犬猫さんがまだたくさん居る。


再稼動なんて言ってる人は、そんなことばかり考える時間があるのなら、

高線量で暮らさせられてる、この子達の未来を考えるべき。





彼からは、夜の18時頃、やはり張り込むも、もうダメだから4匹で終了するよ。とメール。


予測は1.2匹でも仕方ないという、感じだったので、せめて4匹は頑張ってくれたとおもう。


すると

その後、明るい声で電話が入る


ずっと心配して狙っていた白いボロボロの猫が、出てきて、保護できた!!と。


体中、傷からアザから、とにかくひどい。

スペイで出来るだけの治療と去勢手術を頼もうということになった。


1日目は、お任せしてしまったけど、5匹。

非常に粘りがんばってくれて助かった。


私は翌日の朝一の新幹線で・・福島へ向かった。



(飯舘村活動 2日目に続く)