金曜の夜、10時過ぎに彼と、静岡県をでました
東名も、246も、箱根も全て通行止め。
これでは!!福島にいけない!!
彼が、最後の手段・・熱海に周り海沿いから神奈川に入る事を見つけました
東京まで全て下道。東京へ入ったら、首都高も全部通行止め。
ここまで来たら引き返せない。
そのまま下道で、福島まで入る事を決意。
決局24時間かけて、土曜の夜10時に、郡山へ到着。
途中30分だけ、仮眠してとにかく、豪雪の中、走り続けました・・・
翌日日曜は、福島の道路がほぼ麻痺状態・・・
どこを探しても、飯舘に入る道が無い・・・
何しに来たかわからない
私は日曜までしか休みが無い中、彼だけどうしてもあきらめられず、福島へ残り、翌日(月曜)に望みをかけていました・・
2/17日
郡山に残った彼は、朝5時30分に飯舘へ向かいました
東北道もなんとか、開通しました
12号線も飯舘村まで開通していました
途中寄った、安達太良SAで、猫さんが、ゴミをあさっていたのでご飯を上げたそうです
どこもかしこも、空腹な子ばかり。
あいママさん(マルチーズのあいちゃんの奥さん)から、借りた、かんじき
とても役に立ちました!!
ボランティアさんかんじき(わかん)必須です
飯舘村に入った12号線
除雪されていますが・・・下はかなり凍っていたようです
高さとしては1m、位はあったでしょう
松塚の猫達
ここは彼が行ったら、待ってたかのように一斉に、顔をだしたそうです
乾燥フードももちろんなし・・・
ここは、先日ブログに書いた・・・猫がお腹を空かせて、猫の空き缶に顔を突っ込んで抜けなくなっていたところです
彼は行った瞬間・・・動かないその猫を見て真っ青になったそうです・・・
慌ててその子の頭から缶を引っ張ると、かなりきつくはまっていたようです
空腹に負けて・・・かろうじて底にへばりついていた底の餌を舐めようとして抜けなくなっていたのでしょう
見つけなければ、死んでました。
これが飯舘の猫達の過酷な現実です
この子は、鎖が木に絡み、ほとんど身動きができないまま居たようです
小屋にも入れず、引っかかった先で耐えていたかもしれません
ここのお宅は親子4匹猫さんがいます
いつもは餌場も見えるはずが、まったく見えないほどの大雪です
子猫さんが出てきたようです、手術はしてありますが、だいぶ大きくなっていました
ここのお宅の猫さんは先月TNRしたお宅でした
彼が到着したときは、このようにこちらを見て待っていたようです
餌はもちろん何にもなし
水も、凍ったものがあっただけでした
松塚のゴンさんのお宅です
犬は別の場所へ避難されているのですが、ここには猫さんがいるのです
小屋の2階へたっぷり置いて来ました
フーさんです
見てください・・・
小屋の入り口が完全に埋もれています
鎖の場所を見てください
あの場所から鎖が出ているということは、小屋にも入れず、外にずっと居たのではないですか!?
もう限界としか言いようが無い
このまま誰も入らなければ、命の危険も考えられます
マルチーズのあいちゃんパパが、途中で合流して、一緒に同行してくれたのですが、スコップで小屋の入り口の雪をかいてくれました・・!!
外人顔のワンコさんのお宅です
猫さんも2匹無事だったそうです
写真は、マルチーズのあいちゃんパパが、ブルーシートの小屋の入り口が塞がれていたので、雪をどかしてくれていました
出てきました・・・
信じられない光景です
この屋根のボロボロだったブルーシートを、彼と交換したときには2700くらいの高さがあったと思います
それがこれだけ埋まるなんて。
本当に緊急事態です。
この様子を見ただけでも、相当の体力を奪われているのがわかります。
ボランティアさんが1日に周れる件数なんて・・・本当に知れています・・(泣)
どうか、みなさん、あいちゃんのパパと連絡を取り合い、いまだ、入ってもらえていないお宅を手分けしてくまなく周れるように、しましょう
いつもの給餌とはワケが違います
取りこぼし無く、すべての犬猫がいる家を、周れるよう、常にマルチーズのあいちゃんのパパのところで集計していますので、おねがいします
飼い主さんも、1日も早く自分の犬猫たちの様子を見に来てください
そして、ブロガーさんや心配してくださったみなさんメッセージをありがとう!
ボラさんたち、みなさん頑張ってくださっています!!!