年末福島入り 7度目 2日目 (飯舘) ② | 愛ちゃんのブログ

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原発事故後は、福島の残されたペットへの
給餌活動の記事、脱原発の記事をメインに書いていました
今は熱海での活動や、地元でのTNRについて記録を残しています

福島入り2日目


川俣方面から入るとさっそく、お地蔵さんの所に

ネコさんいました


お地蔵さんの屋根の下にあらかじめつくって置いた

餌を置かせてもらいました


比曽地区へはいりました


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黒猫さんが隠れていました

空の犬小屋が雨をしのげそうだったので

餌をおかせてもらいました


ジッと私達を警戒してなかなか食べようと

しませんでした



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相変わらず、飯舘は素敵な景色です


東電さえいなければ、ここに危険な物質を

まきちらす事はなかった

ほんとうに憎たらしい。




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道沿いにまたネコさんいました

ニャー二ャー鳴き、私達を呼んでいました





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雪の中を走るネコさんにも逢いました


とりあえず、使っていない物置の下に餌

おかさせていただきました


冷たそうな雪です・・






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このあたりは、気にしながら走ると、相当山道に

ネコさんいます


しかし、なかなか近づいてきてくれません





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相当時間がかかり、ようやく近づいてきて

くれました


人に逢うのは、あの子たちにとって久しぶり

なのかな・・

自分達を平気で棄てた人間は、今となっては、

もう、敵・・にしか見えないのかも・・




その後、何度も通った、ネコに餌を与えて

くださっているお宅へ


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ここでは、みな幸せに暮らしています


本当は、避妊去勢のはなしを一刻もはやく

決めないとならないのですが

おじいさんも不在だったり、手術にたいする

想いの重さの違い・・

なかなかうまくゆきません・・




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今回は、仲間からの託されたネコハウスを

持ってゆく事も目的でした


設置の作業をよく、観察しています




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ようやく一匹はいりました


何度も、近づいては逃げ・・繰り返して

どこの家にしようか探しています




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さっきの子は、結局このハウスに決まりました

百均のブランケットも役に立ちました




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おばあさんは、ネコ達にはもったいない・・ぬ~ん

といっていました


あの子達が、ギュウギュウに詰めて入ればホカホカ

あたたまると思います!




この後、小宮地区で、山に放浪しているワンさん

の場所へ行きました

やっぱり、私たちを見ると、庭からすぐの山へ

一気に走り去りました


飼われている子という事で、飼い主さんあてに

ボラとして餌を置いている事を書き置き、食べられる

ようにセットしてきました


途中、ひもが外れているのに、玄関でジッと

しているワンさんにも会いました




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そのまま進み、山辺沢地区です

このT字のとこに来たら・・


いきなり、道路に二匹のワンコさんが!!

吠えながらとび出てきました





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この子はとてもゆっくり歩き、かなりの老でしょうか


首輪にカラビナがぶら下がっています・・

と、いう事は、ひきちぎったのではなく、人間が

カラビナから外して、放しているという事です・・


飼われているのでしょうか・・


しかし、空腹に変わりはありませんでした




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二匹とても仲がよかったです


ふらふらしてるこの子達の


その横を、福島ナンバーがかっ飛ばして走り

去りました・・


見向きもせず・・


動物に興味がないのか??

それとも飼われているから、構うな・・と言う事

でしょうか



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この子はピンクのドット柄の首輪でしたが

もうゆるゆるでした


瘦せてゆるゆるなのか・・


色々推測してもわかりません



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このあたりは、初で踏み入れた箇所でした


警察にピッタリ後ろにつかれ、また免許ださなきゃ・・

と思っていましたが、さっき一度会った警官だったか

「ペット救助  餌やり」の車の張り紙に気づき

抜かしてゆきました


ここの家は、気づいてほしかったのか・・

かなりワンさんが、吠えてました


ネコさんも、ニャーニャー鳴いていました




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フライパンが餌入れでは、足りないよね・・




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ワンと同じ敷地にいた、この子も、とてもなつっこい。

黒いネコさんと二匹で、くっっいて縁側で

、飼い主さん待ってました


鍋の餌入れに、山盛りいれてあげました


ガツガツ・・それはもう、私も見てて辛かった。


飼い主さんに置き手紙を置いて、残り少なくなって

きた餌をできるだけ置いてきました




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このあたりは、来たことなかったけど・・ひょっとしたら

残されてる子は、まだまだ居る地域ではないのか!?


そう思っていたら、入り口がパイプでバリケードされて

いる中に、大きな声で吠えてる子を発見!


かなりお腹すかしていて、私たちを見て怒って

いました・・

気持ちわかるから、怒るのも当然です・・


餌をあげると、一気に食べ、補充しようとすると

取られると思い、怒ります


餌やりさん、この子の気持ちを理解してあげて

これから出会った時は、遠くからまず声をかけて

あげてくださいね☆





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そして車を走らせ

何度か逢っている子達のもとへ・・


ここはもう餌の支援も飼い主さんへの自分の身元も

あかしてあります


飼い主さんは定期的にきておられるので

安心はしています


が・・固形の餌は、カチカチに凍っていました



この隣のお宅で餌をあげている時に・・

一台の車が中に来ました


私たちを見るなり


「餌をやるな!!」


その車は、飯舘村防犯パトロールでした


「私たちは、飼い主さんに置き手紙も書いて

自分の携帯番号も書いて、ここへ入る事も

伝えてある。なぜ、餌をやるなといえるのだ?」


しばらくバトルが始まりました


彼が、「飼い主さんが来るまでの数日お腹すかして

待ってて、あんたはかわいそうだと思わないのか!」


と言うと


「思わない!!餌を置くから、野良が来るんだ」

と男性のH氏。


野良にしたのは、誰ですか

置き去りにしたのは誰ですか・・


野良がきて食べてくれたら私たちは幸せですよ。



「村の許可は取ったのか?

私達の居るパトロールの

いちばんかんへ来て、車のナンバーや

名前、最初に登録して。」

と、女性のI氏。


私は、あまりの非情な答えに怒りで震えながら

飼い主さんへ置手紙を書きました


「防犯パトに餌をやるな。村の許可を取ったのか。

と言われました。

私たちは、ワンさんがお腹をすかしていると思い

餌を与えてきました。

もし、御迷惑でしたら、携帯へご連絡ください・・」


と・・・


(あまりに悲しくて、写真も撮るのを忘れていました)




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その後、彼と、悲しみながら・・・

それでも雪の中待ってる子がいるから

隣の子にも与えてきました


カチカチに凍った水のみ、ありました


元気だね、また逢えたね・・!

覚えててくれたんだね・・!!

喜んだ顔でさっきの悔しさとんだよ!!


この子の飼い主さんには、仲間が会ったようで

安心できる方だったようです


一袋、仲間が託してくれた餌もおいてくよ

飼い主さんに、渡してね・・☆



急いでここを出て、昨日分からなかった場所を

仲間から聞いておいたので、向かいました


ネコ用牛乳もあまっていたので、ネコパラの子

に好評だったから、もう一度置いてきました


その後もう暗くなったけど、悔いは残さないよう

まわりたいので、葛尾へ入り、以前家の中で

たくさんネコさんがいた場所へ行くと、前日

逢った方が、すでにたくさんあげてくださって

いました!!


その後、田村市の都路へ


途中、放浪の子にあったり、仲間から聞いていた

ポイントへ餌をセットしたり・・


人の住んでいない家の庭に犬の足跡を見つけたり・・


そして、最後に皆さんが、穴のあいた小屋を心配

して、毛布などを用意してくださった子のところへ

ゆき、餌は連携している仲間が与えてくれてあった

けど、水が空だったので補充!!


(もう真っ暗で写真がなくてごめんなさい)


途中帰り道にもネコさん発見・・

もうワンさん用試供品しか残っていない位、餌は

すっからかんになっていました


ネコさんに、最後の試供品を置き・・終了です・・





そして、お正月・・・1月1日・・・朝、自宅にて


あの防犯パトに文句言われ、張り紙を残した

飼い主さんから、お礼の電話きました


「・・・いつもいつも、遠いとこからありがとう・・


私が、あなた達に、もう餌をやるなと、言うなら

わかる。

何の権限で、パトがあなた達に、やるな!といえる

のか!!?

村にわざわざ許可なんておかしい!


嫌なら飼い主個人が、言うのがあたりまえ。


パトは、給料もらい仕事でまわっている。

確かに不審者がいたら取り締まるのはわかる


でも、こうやって、犬達の事を心配して餌を持って

きていただいて・・、私はとても感謝しています・・・・」



ずっと悩んでいたものが、元旦の朝、晴れました。

しかし、これからは許可はとり、堂々と与えた方が

いいでしょう


なぜなら、そんな争い事に時間をとられてる間に

一匹も多く餌を与える事が、私たちがやるべき事

なのです