~ワルシャワ・フィル=コンサートマスターを迎えて~
大阪・いずみホール
共演/ピオトル・ツェギエルスキー(ヴァイオリン)
カジミール・コシュラーチュ(チェロ)
《演奏曲目》
フォーレ/ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.120
他ピアノ3名出演
☆ワルシャワのおっちゃんおぢ様達との、2回目の共演。
1回目はドビュッシー、
そして2回目は、前の年から惹かれて取り組んでいた、やはり同じフランスの、フォーレのトリオを
選びました。
フォーレの死の前年、既に失聴し、体力も衰えている中で書かれただけあり、とても美しく儚い曲
ですが、それだけに和声も構成も複雑で、曲を捉えるのに苦心し、特に3楽章のリズムと
パッセージの難しさに苦しみました。
しかも、春からの本番続き&一人暮らし開始で、落ち着かない日々の中での練習で、不安一杯
でしたが...。
友人のエレクトーンプレイヤー・田中敬子さんにチェロパートを弾いてもらい、
敬子ちゃんの紹介で、ヴァイオリニスト・柴田奈穂さん にも合わせに付き合って頂き、
奈穂さんからかなりご意見&インスピレーションを得たのは有難かったです。
本番では、決して満足はいきませんでしたが、後で録音・録画を聴くと、アンサンブルや音質は
そう悪くは無く、1回目よりは、それなりに進歩出来たかも(笑)
ご来聴頂いた方々からも、好評を戴けましたm(__)m
ワルシャワのおっちゃんおぢ様達も、前回より非常にフレンドリーに接して頂いて、
言葉は違っても、「音だけで」私の意図を受け止めて頂いたように思います。
フォーレのトリオ、本当にいい曲で、又演奏出来る機会があればいいな...。
譜めくりは、小笠原真理さん 。リハにも付き添って頂きましたm(__)m
因みに、このドレス、2004年4月の初リサイタルで着たもの。結構、値が張ってます(笑)
リサイタルの際、何故か、記録物が全滅だったので(涙)今回、もう1回着れて良かったです!!
楽屋に届いていた、沢山の花束&プレゼントにビックリ!!!
「みんなに支えてもらっている」事を改めて実感出来ました。
本当に嬉しかったですm(__)m