こんばんは、キョンです。
関西に住んでる長女と、
丸一日一緒に過ごす機会がありました。
高校卒業と同時に家を出て約10年、
たまに私の出張のときに会ったり、
ここ数年は、度重なるお葬式で彼女が帰省したり、
で会うことがありましたが、
それこそ、24時間以上一緒にいるのは
初めて?かもしれない。
長女は、とても繊細な感覚を持っているので、
この世の中は生き辛さを感じていると思うけど、
彼女がずっと大切にしてきた人間関係が、
守ってくれているなあ、と思う。
長い時間過ごすと、どれだけ自然に、
周りに気を使っているのか、
驚くことが多い。
あまりに自然なので、よく見ていないと気付かない。
よく、次女が長女のことを冗談半分で言うのが、
「○○は、優しさだけで出来ている!」
「てゆーか、優しさしかない!!」
鎮痛剤のCMのキャッチコピーのパクリ。
人の痛みや、辛さがダイレクトにわかったり、
人の悪意をダイレクトに感じたり、
それが、痛みとして目に見えない血を流しているような、、
私なんか、長女の年頃に、職場で悪意を感じたら、
とても傷付くのだけど、
職場は仕事場だから、仕事で目に物見せてやる!!!
と意地悪な人をガン無視してると、
そのうち向こうがやめていく、みたいなことがよくあり、このように出来上がっていますが😂
私も十分傷付くのですよ!
でも、そんな悪意を認めないし、
負けたくない!!って思うのです。
仕事なんだから!!!と。
長女は、そういうことがあるたびに、
仕事を変えてきました。
そんなの蹴散らかせ!!と鼻息荒い母親には、
彼女の痛みはわからないと思います。
長女の気を遣っているかいないかわからないような、
気遣いを感じると、あまりにも感動してしまい、
泣けてきます。
相手に気遣いを感じさせないから、
気遣われたことすら気付かれないでしょう。
彼女の周りに居てくれる人たちは、
きっと、それがわかる人たちだと思う。
何かあると、友だちが助けてくれるとにこにこしています。
私としては、こんな感じで、この社会を生きていけるのか?!と心配になるし、
でも、こんな優しさしかない娘を、
誇らしくて自慢で仕方ないのです。
親バカなもんで。
一方、次女は、どちらかというと、
私の気質を受け継いだのか、
傷付きながらも、歯を食いしばって、
戦場みたいな職場で頑張っています。
未熟児だったせいで、今でもちっちゃいのですが、
この体の小ささは、ある意味恵みだと思います。
だって、小さいから、威圧感が減じられるから、、😂
次女は、こちらも親に弱みを見せません。
次女も高校卒業と同時に家を出ているので、
大人になって以降は、そんなにじっくりと向き合ったことがなく。
同じ親から生まれても、あまりにも違う子供たちを見ていると、
元々の生まれ持ったものが違っていて、
親の育て方はあまり関係なく、
手を添えただけ、なのかな、
育ったのは本人たちで、
親はサポートだけなんだな、と思います。