こんにちは。
銀座起業コンシェルジュ／行政書士の若林圭子です。
先日、こんなことがありました。
移動時間にフェイスブックを見ていたら、
なんと、私の師匠のコンサルの先生とほぼ丸パクりのビジネスを、
あかたも自分が最初に独自に作ったようにして、
投稿している起業家がいました。
私はその起業家をよく知っているのですが、
丸パクり過ぎてあまりにもびっくりして、コンサルの先生に言いました。
「先生が今やっているビジネスとほぼ丸パクリのことを
やろうとしている方がいます！」
と。
すると、先生は、
「誰かにパクられるくらいのビジネスになっている
ということだから、それはある意味いいことだな。」
とおっしゃいました。
私は、心の底から、
「先生は、私の思考の上の上をいっている考え方をしていて
すごいなぁ！」
とその懐の深さにびっくりすると共に、
このことについて私なりに色々と考えました。
この世の中に、誰もやったことがないし、みたこともない
ビジネスなんて、かなり少ないかほぼないかもしれません。
だから、色々学びながら、既存のビジネスに、
自分の独自性を入れたり、既存のビジネス同士を組み合わせたりして
新たなものにして、自分独自のノウハウやコンテンツを作り出し、
それをビジネスにしていくものだと思います。
「これはいいな！」と思うビジネスやノウハウがあったら、
それを学ぶことは重要で、そこから色々なことが学べるのは確かです。
なので、ある意味いいものをパクって学び、
自分自身でしっかり吸収することにより、
そこから自分の独自性を出すきっかけを作ることもできるので、
パクることはいいことなのかもしれません。
でも、ここでいうパクるとは、
誰かがやっていて成果が出たビジネスの結果を
丸パクりすることとは、やはり違うと思います。
私も今コンサルを受けていますが、
そのコンサルの先生がやって成果が出たノウハウを学び、
それを自分なりに取り入れながら、
自分独自のノウハウを作り出すことが重要だと感じています。
よく、「ビジネスを徹底的にパクることは重要」、
という話を聞きますが、あくまでもそれは、
自分独自のノウハウやコンテンツを作り、
ビジネスで結果を出すためにやることだと思います。
誰かがやって成果が出た結果だけを丸パクりして、
ビジネスをやっても、結局自分の独自性がなく、
「このビジネスはどこかで聞いたことがあるかも・・・」
と思われて、それで終わってしまうかもしれません。
だから、やはり自分の独自性があり、
そこにきちんとしたノウハウやコンテンツがあることが重要
なのだと思います。
もしかしたら、コンサルの先生は、丸パクりしようとしている方が、
成果が出たビジネスの結果だけをパクっていて、
独自性がなく結局成果が出にくいことを
最初からわかっていて、あの発言をされたのかもしれません。
今回は、ビジネスで成果につなげるためのパクる
ということについて、自分なりに色々と考えたので、
それをお伝えしてみました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。