FrankfurtはまたしてもBayernに敗北した。
昨期のDFB-Pokal決勝、今期DFB-Pokal初戦、そしてリーグ。
しかし今回ほど悲惨な状況はなかった。
BajramajはPotsdam戦の故障で使えず。Kuligは鼻骨骨折。Marozsanは内転筋の張り。それに加えてLaudehrまで膝の痛みで出場できず中盤全滅さらに右SBのKriegerも膝痛。
後ろのBartusiak、Schmidt、Peterもフランス戦に出場して週2戦。
代表を多く抱えるクラブではこういうことが起こる。
さすがに豊富な陣容を誇るFrankfurtでも選手が底をつき、選手交替を1人もできなかった。
試合はGarefrekesが3分にゴールを奪うが、28分、46分にBayernのアメリカ人選手のSarah Hagenがゴール
思い起こせば、DFB-Pokalの決勝でBayernが先取点を決めたのもHagenヘッド。
Frankfurtのマネージャーはジークフリートという名前だが、ワグナーの「神々の黄昏」でジークフリートを殺したのがハーゲンというのは偶然にしても出来すぎ。
Philipp Dahm監督は
「不必要な敗北だった。我々はボールを敵陣に再三運んだが点を取るには不十分だった。
一方セットプレーの危険性は十分自覚していたつもりだったが、2回のラッキーヒットにやられた」
ジークフリート ディートリッヒGMは「Jena戦を勝って終わり、年明けからの後期は可能な限りフルメンバーをそろえて、フルスロットルでいく」と述べている。
調べてみれば、昨期も11節で同じポイントだった。
首位とのポイント差は8ポイントあったが、なんとか最後は優勝争いができるところまで巻き返すことができた。
今期首位とは最大7ポイント以下だからまだましといえよう.
だが、昨期は原因を「チャンピオンズリーグで強豪と最初からあたり過ぎた」と言っていたが、今期はそれは言えない。
毎度優勢に運びながら勝てない原因をもうちょっと改善しないと。
一方のBayernは大喜び。
Thomas Wörle.監督は
「Sarahは、ゴール前で驚くほど冷静だ。多くのチャンスは必要ない。すばらしいスキルだ」
Hagenは
「先週Duisburgに負けたから重要なゲームだった」
Bayernは5位に浮上し、次の試合は首位Wolfsburgと対戦。
ニーベルングの指輪でも主神のヴォータンは狼族。
はたしてハーゲンの槍はジークフリートだけでなく、ヴォータンをも貫くことができるだろうか
エンディングはメトロポリタンのワグナー「神々の黄昏予告映像」
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