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昨日ヤングなでしこは練習前にドイツのビデオを見て分析もし、その後紅白戦を行ったそうである
DFの木下 栞
「強さと速さは米国と似ているという感じ。特別うまいとは思わなかった」
土光 真代
「まず縦(への突破)を止める。日本の持ち味の運動量で奪えるチャンスはある」
田中 陽子
「笑顔でプレーしていると楽しくサッカーができるし、楽しくプレーしたらアイデアとかポジティブなことが浮かんでくる」
故障中の仲田 歩夢
「違和感もなくなってきているし、日に日に良くなっている」
「早くボールを蹴りたくてウズウズしている。次の試合に出ることが目標なので、しっかりと治したい」
猶本 光は、
紅白戦を前にベンチに座り込み、急きょ右足首をテーピングする姿がしかし直前の練習メニューの際にシュートブロックをして軽くひねっただけで紅白戦も「定位置」で練習
またドイツ戦というと丸山 桂里奈ということで
同じ高槻の浜田 遥を記事にしているところもある。
ドイツのほうは
練習を雨のため途中でストップ
その夜、水たきをみんなで食べに行ったとDFBニュースに出ている
Petzelberger.主将は
「知らなかったけどとても美味しいわ。バラエテイに富んでるし
チームスピリットが高まった」
と大歓迎されている
どの紙でも危険視されているのがMarozsan(マロジャン)
マロ様というのはいい方で中には「戦車女」(いやそりゃカナダだろう)
どうも、ドイツといえば、強くて恐ろしいというイメージなのだろうか
だいたいマンガでも例えば『リングにかけろ』みたいに、ドイツチームは機械のような正確さマニアで、それを自由な日本が打破るみたいな。
しかし日本のサッカーの誕生はドイツのデッドマール クラマーが尽力したのは有名な話。
日本の選手がずいぶんドイツに行ってる、女子からも3人
小倉JFA会長の『サッカーの国際政治学』によれば、日韓ワールドカップ開催選考の際に、オウム真理教事件でテロ懸念が出されたときに最も日本を援護してくれたのはリトバルスキーなどのドイツレジェンドだったとのこと。
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確かに北朝鮮のチームを見たときはお国の情報と、あの無表情でひたすら突き進むようなスタイルは機械的なイメージがしたものだが、サッカー的に親しいはず
のドイツまでそう見られてるのなら残念なことだ。
やはり英米メディア文化の浸透のせいだろうか
ドイツと日本は同じ境遇のはずなのに、アニメやマンガものではだいたい敵役はナチスのイメージとドイツ人の顔になり、英米人と一緒に日本人がやっつけるという
しかし一方で、英米から見れば日本のアニメは最もドイツに好意的だそうなのだが
さて、Dzsenifer Marozsan(ジェニファー マロジャン)20歳
ドイツといえばまだフィジカルサッカーと見られているようだが、もうテクニックを兼ね備えた世代になっているなかで、その典型的な(最高の)選手
14歳7ヶ月の史上最年少でブンデスリーガデビュー、
15歳4ヶ月でリーグ最年少得点
10代で名門フランクフルトのプリンツのパートナーとなり、そして10番という天才中の天才少女
フランクフルトを見始めて、マロジャンがまだ10代というのにホントにびっくりしたもんだ
しかし実は昨年はさんざんなシーズンだった
シーズン始めにケガをして戦列を離れ、10月半ばに復帰したものの、やはりブランクのせいでなかなかゴールが生まれなかった。
その彼女のゴールが生まれたのは12月18日の前期最終節
そしてそのアシストをしたのがなんと熊谷選手だった。
熊谷選手も実はワールドカップのあといきなりドイツ語もできないのにいきなりスタメンを続けて、がんばってたがFreiburg戦をきっかけに3連敗。
そのディフェンスの乱れの元のような批判を地元メディアからも受けて、ボランチ兼任として再出発したところだった
ゴールを決めたあとのMarozsanに真っ先に駆け寄ったのが熊谷選手、その腕の中でMarozsanは泣いていた
申し訳ないけれど、そういう女子っぽいシーンは男子サッカーにはほとんどないことだね
まあそのおかげで、今年の年明けからMarozsanが復活して、アルガルベカップの決勝戦で日本が敗北することになったんだけど。
さて9月4日にはどんな結末が待ち受けてるんだろうか
本日第2記事へ続く
【大儀見優季2ゴール大勝、熊谷紗希に花束、安藤 梢インタビュー 】
エンディングは日独文化交流の最新映像『ニュルンゲルクでドルトムント戦アシストの清武』ドイツからも誰か来ないかなあ
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