永里、熊谷に勝利 ブンデス女子頂上決戦結果 | 1.FFC Frankfurtと世界の女子サッカー

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5月6日に行われた1.FFC Turbine Potsdamー1.FFC Frankfurtの試合は3-1でPotsdamが勝利した。


Frankfurtに悪い予感は一つだけあった。前戦のFreiburg戦で7-0の大勝をしたことだ。だいたい大勝をしたあと妙なことをKahlert監督は考えてフォーメーションをいじる。連勝街道まっしぐらのときFreiburg戦で負けたのもこれだった。

今回Frankfurtは絶好調で前回ハットトリックを決めたCrnogorcevicを先発させずSmisek、Marozsanに変更ショック!、また前試合ニュースであれだけ褒められたバックラインを代えてLewandowskiを入れて熊谷選手をボランチにもってくる。他の試合ならいざ知らずPotsdam戦での急造フォーメーションがもつはずがなかったプンプン


序盤は完全にFrankfurtが優勢だった。Potsdamは左サイドに永里選手とAnonmaの2人を集めて攻めていく。確かにそこのSBのParcivalの守備はおぼつかない。

しかし6分にGarefrekesの惜しいシュートビックリマーク7分にBehringerのミドルシュートビックリマーク、さらにCKからLewandowskiのヘッド、20分熊谷選手の絶妙のスルーパスからGarefrekes、22分GarefrekesのヘッドからMarozsanのボレービックリマークこのへんではFrankfurt優勢で今回は安心して観れるかと思っていた。


ところが、である。23分、PotsdamのKerschowskiのいつもの縦突破からゴール前へのグランダークロス、これは熊谷選手がカットも後ろからAnonmaにつつかれてOdebrechtにまわされ、もう一度KerschowskiからのグランダークロスにLewandowskiがクリアミスしてAnonmaに入られてゴールクラッカー

だから言わんこっちゃないプンプンこの試合にLewandowskiを入れるのなら前戦楽勝しているのだから途中に入れて慣らしておくべきだったのだ、明らかに前半の彼女はフィットしていなかったプンプン何考えてるんだ監督はメラメラ言っちゃあ悪いがKerschowskiは、右サイドで突進かクロスしかない、あの場面のコースは容易に想定できるし楽勝だと思っていた。


さらに25分、今度はBartusiakがクリアミスして永里選手に入られてシュートからCK、そのCKからの混乱、またしてもBartusiakがクリアミスしたボールをAnonmaがゴールクラッカーFrankfurtバックラインの自滅乙


がんばれ 1.FFC Frankfurt-永里選手

ディフェンスミスでボールを奪った永里選手©DFB

Bartusiakも最近故障がちでパフォーマンスが冴えなかった。丈夫で長持ちなのはクマちゃんだけだったのにむっ


2点取ったらPotsdamは引いてカウンター狙い、Potsdam陣内には選手がうじゃうじゃ。

42分、熊谷選手をCrnogorcevicに交代、Smisekがボランチに下がる。監督の意図としては後半にCrnogorcevicを投入して勝負を決めるつもりだったのだろうがそんな余裕こいた戦術が通用する相手かどうかプンプン熊谷選手いいとばっちりの屈辱しょぼん


がんばれ 1.FFC Frankfurt-ベンチのクマ

作戦ミスのためベンチに座らされた熊谷選手©DFB

後半、予想通りPotsdamはガス欠気味。Frankfurtが攻める。

そして57分、BehringerのFKからBartusiakがゴールクラッカーで1点差


そのあともFrankfurtが攻め込むも、さすがPotsdamが粘り強くゴールを割らせず膠着状態に入るがKahlert監督焦るだけで打つ手なしガーン


81分にParcivalに代えてBajramajを入れるが遅すぎるし、さすがに病みあけのいきなり投入では効果が出るはずがない。

左SBにはThunebroという攻撃的な著名選手がおり、さかんにアップしていたが投入せず、1人交代枠を余らせて負けてしまったかお、考えられないパンチ!

おまけに右SBを削ったもので、87分がら空きのFrankfurt右サイドに悠々と侵入したAnonmaがハットトリッククラッカー




Potsdamはすでに2冠を逃してしまい、これに負けたら無冠確実であった。その執念が結実したのかもしれない。

一方この敗北でFrankfurtはブンデスリーガ優勝はおろか2位以内も絶望的となった。DEB-Pokalはまだ大丈夫だろうが、チャンピオンズリーグ決勝はPotsdamホームで余裕でドロー引き分けを演じたLyonである。

まったくせっかくKahlert監督ひょっとしたら名監督かもはてなマークと思い直したとたんこれだよショック!もう頼むわ。来期はお得意の引き抜きでさらに豪華になるメンバーだが、出場権はもう一つ定かではないがそれがチャンピオンズリーグに出れないなんて事態はやめてくれよね



今日のエンディングはブンデス女子選手紹介 ポツダムの攻守の要 ボランチの『ヴィオラ・オデブレヒト(Viola Odebrecht)』この試合でも先制点の起点になった。この人も来期ヴォルフスブルク移籍



今週の放送

Coupe de France feminine決勝 リヨンーモンペリエ
5月13日 現地14:45 日本21:45Liveグッド!


DFBーPokal der Frauen 決勝 フランクフルトーバイエルン・ミュンヘン
5月12日 現地16:00日本25:00 ZDFLiveグッド!
朝日ニュースレター 20:15準決勝フランクフルトーデュイスブルク録画
          22:55~決勝Live






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