US.Soccerによれば、アメリカ代表は5月から合宿に入り、中国との試合をするとのことである。
さてUSA代表の有名選手はもはやセレブ並の扱い、一挙手一投足がニュースになる。ましてやHope・Soloが教会で涙を流していたならそれは絶好の記事というものだ。
4月18日付LosAngelsTimesの記事はマリブのWilshire Boulevard教会に座って涙を流していたところから始まっている。
彼女はめったに涙を見せることはないとこの記事には書かれている。その彼女がミサで涙を流さざるを得ないのは、亡くなった祖父と継父への思いからだからだろう。彼女の祖父がオリンピック予選の最中の今年1月に亡くなり、そして18ヶ月前には継父も亡くなっていたとのことだ。
さらに5年前のワールドカップの前には、彼女の本当のお父さんー彼女の最初のコーチーが亡くなり、彼女は遺灰をゴールの周りに撒いたとのことだ。
Wikipedia等によれば、お父さんはベトナム帰還兵で、(身に覚えのない)殺人罪で告訴され、それに抵抗して、6歳のときに離婚してからは、ロサンゼルス郊外の森でホームレスのような生活をしていたようだが、彼女はお父さんとは秘密に連絡しあっていたとのことだ。
Soloは
「お父さんは私が会った中で一番幸せな人だった。一人の生活を楽しみ、決して他人を審判せず、純真な心の人だったわ」
とUSATodayに述べている。
しかしそのワールドカップでは準決勝ブラジル戦でで彼女がベンチに座らされ、4-0で負けるという悲劇とそのあとの監督批判による代表離脱事件が起こった。
彼女はドラマクィーンのようだ、と筆者は述べている。その理由は彼女の美貌と語りくちによってと筆者は言う。しかしその素顔は物静かで、ホテルでは本を読み、そしてずけずけと言わない女性とのことだ。代表離脱事件もお父さんが亡くなったことに関係があるのかもしれない。
誕生日は6月30日、オリンピックには31歳になっている。さまざまなことがこの5年間で起こった。いまや彼女はセレブとしての地位を得た。チームのSeatle Soundersでも試合の他にイベントにひっぱりだこ、そしてSEIKOの広告塔の役割にも新たに選ばれたようだ。しかしそれで満足できるかといえばきっと満足してはいないに違いない。
そして今回が最後のチャンスかもしれないということは本人がよく知っている。
今日のエンディングは『Hope Solo Story』幼いころの可愛い写真からインタビュー、中国ワールドカップでのベンチ、監督批判映像、そして北京オリンピックでのマルタの至近シュートをスーパーセーブ感動のドイツワールドカップまで、すばらしい音楽と共に制作されています。超感動もの
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