2年間、長い間ご無沙汰していました。

この2年で、僕はアルバイトから正社員に昇格できた仕事を体を壊して辞めたり、父がⅣ期の直腸がんと診断されたり、書ききれないくらいいろんなことがありました。

現在の僕は定時制高校の頃にアルバイトさせてもらっていたコンビニの社長さんからお誘いを受け、店内で弁当の調理をする仕事を任されています。

父は、まぁ色々と問題に頭を悩ませていた旨をこのブログには綴っていましたが、老齢年金の支給が始まってから、僕や姉に借りていたお金を返すなど、少しずつ過去の贖罪をしていくようになりました。

落ち着いて穏やかな暮らしが出来るようになってきました。
僕も姉も母も、穏やかな暮らしが出来て、父と一緒に笑顔が増えました。

その矢先、昨年7月、ずっと我慢していた症状でついに病院にかかり、Ⅳ期の直腸がんの診断を受けました。
肺・肝臓・膵臓・リンパ節に全身的な転移がすでにあり、今は延命を目的とした外来化学療法を受けています。

幸いにして、大腸がん(直腸がん)の化学療法はとても進歩しており、年単位での延命が見込める患者さんがたくさんいます。
父は外来化学療法に通い、母の看護を受けつつ自宅では普段とあまり変わらない暮らしをしています。

姉は僕らの生計を支えるべく、勤め先で大変な仕事を毎日こなしつつ、職場で知り合った方とご縁があり、今はその方と遠距離恋愛中です。

母は、母自身もあまり体の調子が芳しくないなか、父と僕らを温かく支えてくれています。

家族みんな、大変なときもしんどいときも寄り添って、穏やかに過ごせています。

ここまでくるのに、僕自身、つらい状況も苦しい状況も、自分が不甲斐なくて嫌になりながらも、何とか周りの方たちに迷惑をかけたり助言を得ながら、なんとかやってきました。

僕は、病気に対する治療や発達障害云々もそうですが、生き方も何もかも、生きていくために自分を変えていかなければならなかった・・・。

以前の僕なら壊れていたであろう状況も、今の僕なら「大丈夫、頑張れる」って、顔をくしゃくしゃにしながらも言える自分に、なっていかなければならなかったんです。

自分の置かれている境遇って、どう足掻こうが嘆こうが、変えることは出来ない場合がほとんどです。
だったら、自分の生き方や考え方を、不本意でも適応出来るように、変えなければなりません。

そうなることで、多少は前に進めるんじゃないかな。

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このブログをお読みのブロ友の皆さまへ

ご無沙汰していました、Keigouです。
2年もの間放置していて、すみませんでした。
いきなりこんな偉そうな記事なんかをお読みくださり、ありがとうございます。
今後もふらりと立ち寄ったら記事を綴っていこうかと思っていますので、よろしくお願いいたします。