例えば飛行機で旅行中、無人島に不時着で着陸し、
周りに何もない、知らない環境で、自分たちは体一つしかない、とします。
もちろん、そこは無人島なのでお金は何の価値もありません。
そんなとき、あなたにはどんなことができますか?
そして、どんなふうにして生き残っていきますか?






今は
よく見かけたり耳にしたりする
「経済的自由」という言葉。

調べてみると
「経済的自由権(けいざいてきじゆうけん)とは、
基本的人権における自由権の一つ。
人の経済的な活動を人権として保障するのが目的である。」


と堅苦しくあったりします。
つまり、国に保障されている自由、ということですね。


でも、今世の中で使われているニュアンスとしては
(どちらかというと経済的自由人といわれたりしていますが。。)
不労所得を得られるようなビジネスの仕組みを作り、お金が半自動的にはいってくる状態で、
お金の干渉を受けず、自由に自分のやりたいことができること。

と捉えられているかもしれませんね。


そう、お金を上手に使って増やし、自分の好きなことに投資したりして
さらに増えていくので、残高を気にしたり、お金を使うことにいちいち悩んだりしない、、、

こんなサイクルができると、人はお金の束縛を受けることなく
やりたいことをどんどん出来るようになりますね。





なんて夢のような生活だろう!
こんな人生に自分も成りたい!!

以前のワタシはそう思っていました。

また、
仕事柄お金の事を常に考えているからこそ、
コンサルティングとして人が心理的にもつお金への呪縛を解き、
経済的自由人を生み出すサポートをしたいとも思っていました。


が、
本当にそれがお金からの自由、お金からの解放なのでしょうか。。。

これに疑問を持ち続けて
いろいろな経済人やスピリチュアルの話,禅や宗教での教えを
読み漁り、調べていって
たどり着いた答え。


それは、本質的な経済的自由は
お金持ちになって不労所得を得るような生活とはかけ離れたところにある、


ということです。


きっと、これについてはいろいろな意見もあるかと思いますが

私個人的な考えは
本当にお金の呪縛から解放され、自由になる状態とは

 

そもそもお金を含む物質への執着をなくし、
あるもので十分足りる心境になること、



だと信じています。






お金とはあくまでも物質です。
そしてそれは市場や使う国等、環境に大きく左右されます。

そして
普遍的な摂理として
「カタチあるものは必ず壊れ、なくなる」


お金という価値もカタチあるもの。
いつかはなくなるかもしれません。





その時に、それを支えにして
それを増やすことのみにフォーカスして幸せを見出してきた人達ってどうなるんでしょうね??



しかしながら、最初は

「お金」を得るためであっても、

そのためにあらゆる自分の才能を発揮して、結果

世の中に貢献できたときは幸せを感じられていると思いますが。

 

 

*****

 

そう考えれば、
今あるもの、形ではなく自分自身が持っている才能をどんどん見出していって
それを家族や親友と分かちあって、お互いに共有共感できる環境をつくれば、
どれだけ大きな幸せを生み出せるか、に
気づいた人が大きな意味での自由を得られるのだと思います。


今日も読んでくださってありがとうございます!(^^)!