最近ご相談いただく中でちょっとした傾向があることに気がつきました。
ご依頼のお家に伺うとほぼ皆様モノ自体の分量は決して多くなく
中には片付けの本を読んで「頑張って処分しました!」とお話して下さる方もいらっしゃいます。
「整理」=「不要なモノを減らす」
このことは以前に比べたらずっと世の中に浸透してきているように思います。
整理収納アドバイザーの方々がテレビや出版など
多くの場面で大活躍されているたまものですね^^
不要なモノを家の中から頑張って減らしたその後・・・
どうも思ったようにスッキリしないと感じている方も多いようです。
思い切ってずいぶん減らしたのにどうして?・・・・と。
冒頭書いたように私が伺うお家の奥様方も同じような思いから
ご依頼くださっているようです。
そこでこんな数式。
片付け=整理→収納
そうです。
整理の後は収納です。
順番はあっています。
収納の後に整理・・・それはかなり大変です。
ですから整理したままにせずに
今一歩進めて「収納」にいきましょう^^
減らしてもいろんな部屋のあちこちに
いろんなモノが点在していると何かと不便ですね。
そこで「分類」ということが必要になってきます。
分類が済んだらそれがどこにあると都合がいいのか?
自分や家族に聞いてみます。
基本は使うモノは使う場所の近くに・・です。
動線が悪いとせっかく分類しても
元に戻すのが面倒になり使う場所の近くにバラバラと置き始めてしまいます。
「なんだか知らない間にいつも同じようなモノがそこに集まってしまうなあ」と感じたら
それが一番のヒントになります。
使いやすいからそこに置く・・・
でもきちんとした置き場所を作ってあげてないからバラバラとしてしまう。
それならいっそのこと集まってしまうモノたちの居場所をそこに作ってあげたらどうでしょう^^
ヒントは無意識の行動です。
日頃行ってる自分や家族の行動をよく観察することがとても大事です。
ですから収納に決まりはありません。
それぞれのご家族によって置き場所が違うのは当然です。
なので収納は日頃の動作を観察する・・自分を知るということです
友達の家がそうであっても我が家にとったら違う場所にしまったほうが便利なことも・・
奥深いですね~~収納って。
でもなんだか面白そうな気もしますね。
自分の形を知ったらどんどん片付きそうです。
整理から収納へ・・・ゆっくり自己観察をはじめましょう。