ブータンで赤飯とヤクを食べる。 | ワシントン通信 3.0~地方公務員から転身した国際公務員のblog

ブータンで赤飯とヤクを食べる。

ブータンのヤク 今日は首都のティンプーから車で3時間くらい東に走り、ワンデュという町に行ってきました。往復6時間も山道の曲がりくねった道路を走っていると、気分が悪くなってきますが、何とか持ちこたえました。このワンデュという町で、赤飯を食べました。ブータンの御飯は赤いんです。まるで日本の赤飯のようですが、小豆は入っていません。日本の赤飯は小豆を入れるから赤い色になりますが、ブータン政府のラデン・ペマさんによると、ブータンの赤い御飯は元々そういう種類のお米なんだそうです。結構おいしかったです。

 それから、ヤクの干し肉も食べました。これはまるでビーフ・ジャーキーのようで、ビールのつまみに持ってこいですよ。ヤクという動物は、毛皮に覆われた牛の一種です。ブータンのような高地の厳寒地に生息しているので、寒さから身を守るために牛が進化して長い毛皮を身につけるようになったのかもしれません。地球温暖化のために、このヤクの生息地が減っているというのを、何かで読んだことがあります。

 その他に食べたブータン料理で美味しかったのは、「ケワ・ダツィ」というジャガイモをチーズで煮込んだような物です。これは本当に美味しくて、どんどん食べられます。この「ケワ・ダツィ」以外にも、ブータン料理はチーズを使った物が多いですね。それと、やっぱり唐辛子もいろいろな料理によく入っています。