『その白さえ嘘だとしても』 河野 裕
その白さえ嘘だとしても
(新潮文庫NEX) 初版:2015年6月1日 |
前作を読んだのが1年前なので、細かいところはほとんど忘れている。
たしか自分に捨てられた人たちが住んでいる島で、ネットで買い物はできて魔女もいるらしい。
お金はどうしてるのだったか。
クリスマス前にネットの買い物ができなくなり、ヴァイオリンの弦を探したり、大量のクリスマスカードが投函されたり・・・。
「彼」は水面に小石を投げ入れて波紋がどう広がるか見ているのかな。
各人の性格がいささかデフォルメされているのは、捨てられたせいなのか・・・。
独特な文章は読者を選ぶかも。