『マッカンドルー航宙記』 チャールズ・シェフィールド | たまらなく孤独で、熱い街

『マッカンドルー航宙記』 チャールズ・シェフィールド

マッカンドルー航宙記 (創元SF文庫)

マッカンドルー航宙記
著者・前書:チャールズ・シェフィールド

訳者:酒井 昭伸

付録:サイエンス・フィクションの中の科学(チャールズ・シェフィールド)

解説:橋元 淳一郎

(創元SF文庫)

初版:1991年4月30日

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「キリング・ベクトル」

「慣性モーメント」

「真空の色彩」

「<マナ>をもとめて」

「放浪惑星」

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宇宙ものだけにハードSFなのだが、人間臭さも兼ね備えている短編集。

まさに天才の物理学者マッカンドルーと彼の先走り勝ちな行動を抑える船長ジーニーのコンビが面白い。

短編ながら次第に行動範囲が広がり、いよいよ宇宙へ飛び出しそう。

付録というか作者自身の解説も分からないなりに読みごたえがあった。