『ドライヴ』 ジェイムズ・サリス | たまらなく孤独で、熱い街

『ドライヴ』 ジェイムズ・サリス

ドライヴ〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕

ドライヴ
著者:ジェイムズ・サリス

訳者:鈴木 恵

解説:三橋 暁

(ハヤカワ・ミステリ文庫)

初版:2012年2月25日

(2006年9月にハヤカワ・ミステリ文庫より『ドライブ』にて刊行)

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2005年の作。

200ページ程度の本ですが、枝葉をそぎ落としたような文体はいたってクールというかドライというか・・・。

様子が分かるまでは少々退屈気味だったが、いつのまにか名無しのドライバーと一緒に疾走しているかのような気分に。

スタージョンの「輝く断片」がさりげなく出てきたところで少しニヤリ。

映画化されるのも当然だね。