『紙の動物園』 ケン・リュウ
紙の動物園
編者・訳者:古沢 嘉通 (新・ハヤカワSFシリーズ) 初版:2015年4月25日 |
「紙の動物園」
「もののあはれ」
「月へ」
「結縄(けつじょう)」
「太平洋横断海底トンネル小史」
「潮汐」
「選抜宇宙種族の本づくり習性」
「心智五行」
「どこかまったく別な場所でトナカイの大群が」
「円弧(アーク)」
「波」
「1ビットのエラー」
「愛のアルゴリズム」
「文字占い師」
「良い狩りを」
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作者は表題作をどんな思いで書いたのだろうかと考えさせられる。
他の短編も粒揃いではあるが、続けて読むと同工異曲っぽいのもあり少々飽きてくる。
しかし、ラストの2編で読了感はとても良い。