『安楽探偵』 小林 泰三 | たまらなく孤独で、熱い街

『安楽探偵』 小林 泰三

安楽探偵 (光文社文庫)

安楽探偵
著者:小林 泰三

(光文社文庫)

初版:2016年2月20日

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「アイドルストーカー」

「消去法」

「ダイエット」

「食材」

「命の軽さ」

「モリアーティ」

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いわゆる安楽椅子探偵ものなんだろうけど、探偵と言うよりもアドバイザーのような雰囲気であった。

小ネタを独特の論理でまぶして読者を混乱させるいつもの小林節は健在なり。

どの作品とは言わないが安楽椅子探偵ものには納得できない部分が付きまとっていたものだが、もしかして作者もそうだったのかな。

これは作者の安楽椅子探偵ものに対するアンチテーゼか、あるいはアイデアのひとつか。