『クロノス・ジョウンターの伝説』 梶尾 真治 | たまらなく孤独で、熱い街

『クロノス・ジョウンターの伝説』 梶尾 真治

クロノス・ジョウンターの伝説 (徳間文庫)

クロノス・ジョウンターの伝説
著者:梶尾 真治

解説:辻村 深月

(徳間文庫)

初版:2015年2月15日

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「吹原和彦の軌跡」
「栗塚哲矢の軌跡」 
「布川輝良の軌跡」
「鈴谷樹里の軌跡」
「きみがいた時間 ぼくのいく時間」
「野方耕市の軌跡」 
「朋恵の夢想時間」
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10年くらいまえに4編所収のソノラマ文庫版で「吹原和彦の軌跡」を読んだときはブッ飛びましたね。
なんという無償の愛。
人は愛する人を助けるためにここまで自分を犠牲にできるのかと泣けたものです。
おかげで他の3編が霞んでしまいましたが。
ところが今回再読すると、悪くはないのだけど何だか魔法が解けてしまったみたいな・・・。
それでも他の6編よりは断然いいんだけどね。