『夏色の想像力』 今岡 正治・編
夏色の想像力
序文:大森 望、日下 三蔵、小浜 徹也 (夏色草原社・草原SF文庫) 初版:2014年7月19日 |
「つじつま」 (円城塔)
「あなたは月面に倒れている」 (倉田タカシ)
「伝授」 (北原尚彦)
「お悔やみなされますな晴姫様、と竹拓衆は云った」 (山田正紀)
「弥生の鯨」 (宮内悠介)
「一九八五年のチャムチャム」「不和 ふろつきゐず」「宇宙の果てまで届いた初めての道具」「ウリミ系男子とロイコガール」 (高山羽根子)
「再生」 (堀晃)
「筑波の聖ゲオルギウス」 (忍澤勉)
「金星の蟲」 (酉島伝法)
「星窓 remixed version」 (飛浩隆)
「夢のロボット」「イージー・エスケープ」 (オキシタケヒコ)
「折り紙衛星の伝説」「百年塚騒動」 (理山貞二)
「アオイトリ」 (下永聖高)
「常夏の夜」 (藤井太洋)
「錘爺(すいじい)」 (勝山海百合)
「焼きつける夏を」 (三島浩司)
「キャラメル」 (瀬名秀明)
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SFファンジンの同人誌なので田舎の書店では買えないだろうからとamazonであわてて購入した覚えがある(その割に読むのは今頃だが)。
目次を見ただけで眩暈がしそうなほどの豪華なメンツで山田正紀にも満足(もともと山田正紀目当てで買ったようなものだが)。
一番強烈だったのは倉田タカシだが、他のもほとんど外れなしのお買い得アンソロ。
たしかに大森望が冗談半分でも文句を言いたくなるわな。