『逆襲の〈野獣館〉』 リチャード・レイモン | たまらなく孤独で、熱い街

『逆襲の〈野獣館〉』 リチャード・レイモン

逆襲の「野獣館」 (扶桑社ミステリー)

逆襲の「野獣館」

著者:リチャード・レイモン

訳者・後書:大森 望

(扶桑社ミステリー)

初版:1998年8月30日

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1986年の作。

モダンホラー史上屈指の衝撃作(裏表紙より)である『殺戮の〈野獣館〉』の続編。

前作で生き残った人が再登場していたりするらしいので、前作から読めばよかったかも。

もっと言えば前作だけ読めば、さらに言えばどちらも読まなくてもよかったかな。

まず、〈野獣〉がなあ。

なんと言っても怖いのは〈人間〉だよ。

あり得そうもない〈野獣〉を登場させても恐ろしさを感じない。